籾糠山
2009/10/18
20年ほど前、各地の山中を車やバイクで走り回っていた若かりし頃、紅葉のあまり美しさに速度を緩めた経験がある。それが、安房峠とここ天生峠である。当時も、天生峠にこんな大きな駐車場があっただろうか?記憶に無い。
この駐車場が籾糠山の登山口である。協力金(入山料?)500円を支払い、6:40に出発した。よく整備された道である。天生湿原を抜けたあと、籾糠山へ向かうには「ブナ探勝路」、「カラ谷登山道」、「木平探勝路」の3つのルートがある。なりゆきで、往路は「カラ谷」、復路は「木平」を選定した。カラ谷はブナに混じって立派なカツラの巨木が林立しており、幽玄な雰囲気を醸し出している。ブナの原生林も、悠々の時の流れを感じさせる。谷から右手に登ってゆく。やがて、オオシラビソの森を抜け、8:15に頂上に到着した。未だ時間が早く、ほかに登山者はいないと思っていたが、すでに頂上には20名ほどの登山者が休憩していた。
来た道を戻り、次に木平湿原へと向かった。ここは、実に見事なブナとダケカンバの原生林であった。ダケカンバもブナに負けない大きさである。感心しきりである。ここには雪のある季節にまた来てみたい。
大勢の登山者とすれ違いながら、10:00に登山口に戻った。駐車場は一杯であった。
今日は、先週痛めた左膝の調子が悪く。痛みをこらえながらのつらい降りであった。一週間ぐらいで、膝は完治しないことが分かった。
山の紅葉は、後半戦といった状況であった。次回に期待したい。なお、道はよく整備されており、ハイキングにピッタリの山である。ただし、濡れた木道や木枠は滑るので注意が必要である。
下山後は最寄りの「白川郷の湯」に立ち寄った。よいお湯でした。
(立派なダケカンバである)
(天生湿原の紅葉)
(ストックと落ち葉たち)
2009/10/11
人形山と三ヶ辻山
五箇山に人形山という山がある。名前の響きが良いせいもあって、訪れる人も多い。その名の悲しいいわれについては成書に譲るが、その雪形を見るには、本当なら春に来ねばならない。とはいえ、今回は紅葉が目的である。秋の五箇山を楽しみたい。東海北陸自動車道が開通してから、五箇山へのアクセスがとても容易になった。
中根平登山口は6:40に出発した。正規の登山口は、イネ科雑草が生い茂り、入り込むことに一瞬躊躇したが、かまわず突入する。途中、左手の林道から上がる道があり、現在はここを利用することが多いようだ。植林されたスギ林を登ってゆく。登りやすい斜度で、高度をどんどん稼いでゆく。生育しているスギの根元はすべからく大きく曲がっており。雪国での造林の難しさを知ることができる。スギ林を抜けたあたりではブナの葉の黄変が始まっており、紅葉への期待が膨らんでくる。いきなり視界が開けたと思ったら、そこには宮屋敷跡の鳥居があった。このあたりが、紅葉のピークらしい。
どの山もそうなのだが、今年の紅葉は鮮やかさに欠けるように思う。7月の長雨のせいだろうか、斑点性の病斑が多いように思える。
ここからは、急な登りもなく、尾根道を右手に進んで、9:15に人形山頂上にたどり着いた。ここから引き返し、三ヶ辻山へと向かった。分岐からの道は、背を覆うようなすさまじい藪である。かなり苦闘しながら、10:15に三ヶ辻山頂上にたどり着いた。頂上からは飛騨の山々を一望できる。いっぱい山があるなあ。
しかし、慣れというものは怖いものである。帰りの藪は、なんとも感じなかったのである。
そのまま降って、12:30に登山口に到着した。途中、左膝を痛めてしまった点は反省せねば。
なお、下山中、草刈機やチェーンソーで登山道を整備する方々(7名)に出会いました。ありがとうございます。この勢いで、人形山だけじゃなく、三ヶ辻山への道も刈り払ってくれたらなあ。と、思いましたが、言えませんでした。
下山後は、最寄りの「くろば温泉」に立ち寄った。さらりとした良いお湯である。
10月12日(おまけ)
翌日、北ノ俣岳の登山口である飛越トンネルまでドライブしてきた。実は、前日の11日に北ノ俣岳を予定していたのだが、風邪気味だったこともあり、行程の短い人形山に変更したのだった。
山之村の里から見た薬師岳はきれいに雪化粧していた。北ノ俣岳にも間もなく雪が着くだろう。登山口に乗用車は数台のみであった。静かな山登りを楽しむなら、やはりここが一番だろう。
奥飛騨の山里を旅すると、何か懐かしいものを感じる。また来ます。
2009/09/26
火打山
もたもたしていると、あっという間に紅葉シーズンが終わってしまいそうな気配がする。場所によっては、間もなく雪となるであろう。その前に登っておきたい山が火打山である。というのも、以前から残雪期に訪れたいと考えている山の一つであり、前もって山の様子を知っておきたかったのだ。
都合により、日帰り登山となったが、時間が許せば、その日のうちに火打山から妙高山を巡る予定であった。そのため、朝は暗いうちに出発したが、思うように足が動かず、早い段階で火打山のみをピストンとすることに心は決まってしまった。先日、4日間の縦走を終えたところであるが、この間に足腰が鍛えられて、快調に飛ばせるものと期待していたのだが、むしろ疲労が蓄積していたようだ。
前夜のうちに笹ヶ峰の登山口駐車場に入り、4:40に出発した。暗闇の森の中に分け入ってゆく。静かな森が、普段はたどり着けない心の深淵へといざなってくれる。
やがて夜が明け、周囲の様子が分かってくる。どうやら、紅葉はずいぶん標高の低いところまで降りてきているようだ。
高谷池ヒュッテには7:30に到着した。ここまでくると紅葉は後半戦といった状況である。初夏は、ここから天狗の庭あたりまでが、高山植物の見事な場所らしい。頂上には、9:00に到着。ここからは、焼山や妙高山を望むことができた。
帰りは、紅葉を楽しみながら来た道を戻り、12:00に登山口に到着した。
当初、泥の道を警戒していたのだが、随所に木道が設置されており(しかも新品!工事ご苦労様です)、通行に支障はなかった。登山道の整備に力が入れられている。
次回は、ぜひとも泊まりがけで、残雪期あるいは初夏に訪れたい。
下山後は「苗名の湯」に立ち寄った。450円のとても良いお湯でした。
2009/09/19-22
鷲羽岳・水晶岳・笠ヶ岳
今シーズン始めてのテント装備の山旅である。一昔前に比べて、山道具はずいぶん小型化、軽量化されたものの、それでもずっしりと重い。若い頃に比べて体力が落ちているので、軽くなったという実感があまりない。なんとか60Lザックに、4日分の食料を押し込んで出発した。
当初は、折立から薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳を巡り、新穂高に下山するプランを温めていたが、富山発折立行きのバスが満席で予約がとれず、急遽、新穂高から水晶岳をピストンすることにした。
19日
新穂高の無料駐車場に到着したのは、前夜18日の22:00であった。耳栓をしてシュラフにくるまり、朝になるのを待つ。翌朝の5:00に出発したが、駐車場はすでに満車であった。
左俣谷の林道をすすみ、穂高の山々を背にしながら、弓折岳に向けて高度を上げてゆく。
鏡平ではさらに展望がひらけ、槍ヶ岳が目に飛び込んでくる。小槍もよく見える。ここから見る飛騨沢は、思いのほか狭いように感じた。
稜線まで登れば、双六小屋まであと少しである。小屋には11:50に到着した。これから向かう鷲羽岳を望むことができる。ここから、三俣までのルートは、進むにつれ槍ヶ岳の北鎌尾根、そして硫黄尾根の全体像を望むことができる。北鎌尾根は未だ挑戦したことは無いが、体力勝負のコースと聞いている。ここから見る限り独標までたどり着けば、あとはなんとかなりそうであるが、やはり事前のトレーニングが必須であろう。硫黄尾根は見るからに脆く、近寄りがたい。
しかし、天気がよろしい。予想外に紅葉もすすんでおり、絶好の登山日和である。水晶岳はひときは黒い。
三俣蓮華岳キャンプ場には14:50に到着。テントを設営し、まったりと過ごす。
20日
満天の星空の下、4:40に出発する。鷲羽岳の頂上には1時間ほどで到着である。ご来光が周辺の山々を照らし、実に神々しい。
今朝は風が強い時間帯があり、重心を低くして歩行した。特に、ワリモ岳へ向かうコルは、信州側から吹き上げる風が砂塵を伴い、頬に突き刺り、痛かった。(写真はコルを通過後に振り返って撮影したもの)
ワリモ乗越は、朝日に照らされて黄金色の草原となっていた。何の変哲もない風景ではあったが、なんだか無性に感動して涙があふれてきた。初めての経験かもしれない。至福の時とはこのような瞬間を言うのだろう。すばらしい経験である。
水晶岳には7:50に到着。薬師岳は大きく、立山、白馬岳は遠い。槍・穂高の山々は険しく。黒部源流の山々は包み込んでくれる。
一旦、黒部源流へと下り、三俣へと登り返す。ここの紅葉がすばらしかった。
テントを回収し、双六へと向かったが、今日も槍ヶ岳の眺めがすばらしかった。双六小屋に到着したのは14:00であったが、すでにテント場は一杯で、良い場所は残っていなかった。
小屋も大変な混雑である。その様子を眺めながら、生ビールをお代わりしてしまった。
21日
5:35に出発。左に槍・穂高を眺めながらの1日である。
笠ヶ岳までは、稜線をひたすら南下する。秩父平から乗越えると、笠ヶ岳と対面することができる。抜戸岳・笠ヶ岳ともに穂高側は切れ落ちており、西側斜面とは大きく様子が異なる。なだらかな稜線をのんびりと進んでゆく。
10:40に笠ヶ岳山荘に到着した。登頂後に新穂高まで下山するのに十分な時間的余裕があるが、どうしてもビールを我慢できず、ここに天泊することに決定。槍・穂高の山脈を眺めながらのビールの味は格別である。
22日
最終日の予報は曇天時々雨。5:30に出発、予報通り途中からは雨。笠新道をどんどん降って、9:00に新道口、9:50に駐車場に無事到着した。
最後は雨だったが、それまではこれ以上ないほどの好天に恵まれた。朝の気温は氷点下に下がったが、日中は過ごしやすく、行動に適していた。稜線近くは紅葉が見事であった。何より、すばらしい山々に何度も心から感動した。大げさかもしれないが、今回の山行は人生の宝物となるだろう。
天泊装備で荷が重いとは言え、午後になるとバテバテであった。体力は着実に落ちている。軽い足取りで追い抜いてゆく若い登山者がうらやましく思えた。日頃の鍛錬が必要ですね。確かに、山では苦労があってはじめて知ることの出来るすばらしさがあるが、修行登山をするつもりはあまり無い。怪我や事故だけには気をつけて、長く山登りを楽しみたい。
西穂高岳から奧穂高岳
2009/09/04-06
今回は、ずっと宿題の一つにしていたジャンダルム越えを経験してきました。危険なルートを始めて通過するのですから、テーマは「特に安全」です。とにかく装備を軽くしたかったので、今回は小屋泊まりと致しました。このコースを1日で通過してしまう方もいらっしゃいますが、小生には真似ができません。ゆとりのある日程にしました。
4日
今日は新穂高ロープウェイで入山し、西穂高山荘までです。余裕のよっちゃんですな。ただし、昼食に山荘名物の西穂ラーメンを食べたかったのと、午後から天候が崩れると予報されていたので、早めに出立しました。汗で衣服を濡らすのが嫌なので、ゆっくりと登りましたが、それでも50分ほどで到着です。ラーメンを美味しく頂いて、もう今日の行動は終了です。あとは、小屋でまったりとして過ごします。午後には、予報通りの雨、雷が鳴り響きます。
5日
星空の下、4:00に山荘を出発です。ピラミッドピークで夜明けを迎えます。前穂高岳から登る朝日に向かって、いくつかお祈りをしました。どれもかなえて欲しい願いです。
西穂高岳頂上ではヘルメットを装着し、心と体の準備を整えます。両手、両足で安全を確保しながら、進んでゆきます。なお、最初に通過した長い鎖場直下には、滑落事故で亡くなられた方がおられたようです。心から、ご冥福をお祈り致します。
間ノ岳、天狗岳と気の抜けないルートが続きます。遠くから見ると、どうやってあんなところを通過するのだろうと思うのですが、近づいてみると上手に岩の弱点をついてコースが取られており、岩登りの基本である三点確保を守れば、着実に前進できます。
しかし、スリリングなルートです。一歩誤れば、命を落とす場所が随所にあります。通常のクライミングでは、ザイルで確保されて登りますので、一定の安心感というものがあるのですが、ここでは全くありません。自分自身だけが頼りです。そういう意味では、山登りの醍醐味が濃縮されているルートとも言えるでしょう。展望もすばらしい。ゆっくり参りましょう。
天狗のコルからコブノ頭までは、ちょっと長い登りが続きます。そこをなんとか登り切ると、そこにはあのジャンダルムが立ちはだかります。想像していたものよりは小さな岩塊でした。ジャンダルムの上に登ると、奧穂高岳頂上の賑わいが聞こえてきます。
あともう少しです。ロバの耳と馬の背の間には浮き石の多い登りがあり、後続のパーティーが派手に落石を落としていました。事故が無くてよかったです。落石を起こさない、緊張感も必要です。
馬の背は下を覗かなければ、怖くありません。そのまま尾根をすすんで、奧穂高岳頂上まで来れば、もう怖いところはありません。穂高岳山荘には12:10に到着です。
そうそう、奧穂高岳からの下降中、谷口ケイさんにお会いしました。少し、会話しましたが、とてもさわやかな方でした。
今日は、このまま白出沢を降って、下山しようとも思っていたのですが、
①穂高岳山荘の混雑はそれほどでもない。
②どうやら今晩、山荘では谷口ケイさんの講演があるようだ。
③良い天気で降りるのがもったいないじゃないか。
④やっぱり山の上でビールをがっつり頂きたい。
等々、圧倒的な理由により、ここに泊まることとし、早々にチェックインしました。
山荘のテラスでは、今朝早く同じコースで来られたAさんと、明日、逆のコースで西穂に向かうBさんの3人で話をさせて頂いた。Aさんは、とても有名な方です。お会いできて、とても光栄です。興味深いお話をたくさん聞かせて頂いた。エネルギーも分けてもらいました。Bさんは、とてもさわやかな青年でした。
夕日と満月が実に見事であった。来て良かった。
6日
快晴の朝であった。雲海から陽が昇る。
5:50に下山を開始する。白出沢は岩ゴロであったが、思ったほど足場は悪くない。ずんずんと降って行く。次回は、残雪期に登ってみたい。
鉱石沢を渡るとき、少し大きな丸い岩の上から滑り落ちてしまった。怪我は無かったものの、こんなことが大きな事故につながるのだろう。不注意・気のゆるみは無かったと思うのだが・・・。
途中、Aさんに追い抜かれた。あっというまに見えなくなる。無駄のない足運びである。
穂高平では、穂高岳山荘で頂いたお弁当「朴葉ずし」を食す。噂どり、誠に美味である。これはおすすめの一品ですね。ここからは今朝出発した白出のコルが見えます。ゆっくりと過ごします。
しばらく、林道を下って、10:30に新穂高の無料駐車場にたどり着きました。
充実した山行であった。機会をつくってぜひとも再訪したいものである。このルートを逆から入る登山者も多い。どちらが良いのか、判断がつかない。一長一短がある。危険な場所は降るより登る方が安全である。西穂から奧穂に向けて、総じて登りであるものの、危険な鎖場を降る場面は、むしろこちらの方が多いように感じた。やはり、好みの問題だろう。小生の場合、最後に奧穂高岳に登頂するという達成感が欲しかっただけである。
なお、小生はヘルメットを持参した。必要としないとする意見もあるだろう。自己責任の世界であるので、とやかく言う気はないのだが、前後に登山者が居ると身の危険を感じる。落石は避けられそうで、まず避けることはできないのだ。次回も持参すると思う。
下山後は、近くの「ひがくの湯」で温泉を頂いた。ここは冬期は営業していないかもしれません。
大猫山
2009/08/30
衆議院選挙の日、不在者投票を済ませてあるので、大手を振って山に行ける。あいかわらずのすっきりしない空模様ではあったが、大きく崩れることはないと予想し、出かけることにした。
自家用車で、馬場島から先、左に入ってダートを進んでゆくと、ほどなく登山口であるブナクラ取水堰堤にたどり着く。丁度、別の登山者が出発の準備をしていた。赤谷山へ行くとのこと。堰堤の梯子を登って行くのを見送った。小生は、6:00に駐車場の北側にある登山口から、大猫山へと分け入った。いきなりの急登である。息を整える暇もなく、湿った登山道を登ってゆく。一番乗りである。登山者の少ない山では、熊との遭遇が心配だ。鈴を、ストックのバンドに取り付けて、じゃんじゃん鳴らしながら高度を稼いでゆく。静かな山が台無しである。でも、けんかで熊に勝つ自信がない。
1400mのピークで振り向いてみると、剣岳の早月尾根や池ノ平山、赤谷山などが見えたが雲に間もなく覆われてしまう。1500mを過ぎたあたりから、木の根や枝をつかみながらのクライムアップとなる。大猫平までくれば一息つける。ここには、幕営によさそうな場所がいくつかある。雰囲気の良い場所である。ここまでくればあと少しである。しばらく登ると稜線に飛び出し、更に赤テープに従って進んでゆくと、大猫山を示すペナントが吊してある小ピークにたどり着く。出発して3時間半を要した。あの池原さんは2時間半で登るという。とても真似ができない。
ガイド本にある2070mのピークはもう少し先のような気がする。さらに進んでみるが、どこが本当の頂上か分からない。雲の中なので判断が難しい。このまま猫又山まで行っても良かったのだが、登山計画書通りに来た道を戻るのが正しい。ある小ピークを自分にとっての頂上と決め、引き返すことにする。
10:00に下山を開始、大猫平で小休憩を取った後、急な下りを慎重に降りてゆく。それでも、何度か滑って尻餅をつきそうになる。足腰が弱く、バランスが悪いのだ。濡れて滑りやすい斜面、意識してゆっくり降りる。あまり楽しくない作業である。13:00に登山口に到着した。年齢とともに下りのスピードが落ちているように思える。
湿度が高いせいか、汗が乾かず、下着までびっしょりである。すぐにお風呂に入りたかったが、お風呂のある馬場島荘の前は満車である。そのまま早月川沿いに車を走らせ、上市ではなく滑川へ抜けて(一部ダートあり)、左岸にある「みのわ温泉ファミリーハウス」に立ち寄った。ここは、馬場島に一番近い天然温泉だと思う(違っていたら許して)。滑川インターからも近いので、高速利用の際は便利である。
鍬崎山
2009/08/16
今年の梅雨はかなり本格的で、ひと月ほど山に行けない日が続いている。天候不順で、お米の実りも悪そうだ。
運動不足で、足腰は鈍っている。久しぶりに晴れそうな日曜日、トレーニング山行をと考えて選んだのが鍬崎山だ。しばらく雨が続いたので、沢を渡るようなコースは避けたかった。ゴンドラリフトを使った尾根歩きのこのコースなら問題ないだろう。6:00の始発のリフトに乗って、登山口を出発したのは6:15。ブナの林を進んでゆく。瀬戸蔵山、大品山と尾根道を進んでゆく。
大品山から先は少し藪がうるさく、半ズボンで来たことを後悔する。とは言っても、長ズボンの他の登山者は朝露でズボンがずぶ濡れであった。鍬崎山頂上には、9:15に到着だ。ここからは、立山カルデラを一望できる。砂防工事にこれほど人の手が入っているとは思っていなかった。また、ここから見ると弥陀ヶ原が北側に大きく傾斜していることがよく分かる。
20分ほど休憩して、来た道を戻る。ぬかるんだ登山道は滑りやすく、思ったようにスピードが上がらない。ゆっくり降りることにする。瀬戸蔵山のベンチで昼食をとって、登山口に着いたのは12:40であった。リフト頂上駅で泥だらけの登山靴を洗えたのは良かった。リフト券売り場で下山の報告をすると、ウエルサンピアの入浴割引券がもらえる。一風呂あびて帰宅した。
ひさしぶりの山行で筋肉痛である。この山は、危ない場所が少なく、トレーニングに丁度良いコースである。ただ、真夏に登るには、ちと暑い。冬は厳しく、人を拒む。新緑あるいは紅葉の季節が気持ちよいと予想される。また、来ます。
2009/07/19-20
北岳バットレス
今回は山岳ガイドさんの力を借りて、北岳バットレスの第四尾根を経由し、北岳に登頂した。しばらくぐずついていた天気も、アタック当日は晴天となり、気持ちの良い登攀を実現することができました。
19日
広河原を出発したのは10:00、激しい雨風の中、樹林帯の急な泥の道を登ってゆく。今日の頂上付近は大荒れだったらしく、下山してゆく人たちの表情は一様に疲れ果てていた。12:00に白根御池小屋に到着したが、下着までずぶ濡れである。新しい雨具が欲しくなった。こうして、山道具にお金が消えてゆく。本日は、ここでガイドさんと落ちあい、翌朝にアタック開始である。白根御池小屋は、新しくて気持ちの良い小屋であった。
20日
小屋を出発したのは2:30、混雑が予想されるなか、今日中に下山するためには、早く出発する必要があるのだ。暗い夜道を二俣を経由して大樺沢左俣を登ってゆく。満天の星空である。天の川を見たのは何年ぶりだろう。
下部岸壁のbガリー大滝には先行パーティーが取り付いており、順番を待つことになる。1P目は軽アイゼンを付けたまま登山靴で登ったが、2P目はクライミングシューズに履き替えた。緩傾斜帯に出て、左のほうへ向かう。ここは落石が多く、危険な場所であった。ヘルメットが必須である。cガリーの斜面には雪が残っていたことから、下から巻いて2Pほど登攀し、ようやく目的の第四尾根の取付に辿り着いた。出発して5時間が経っていた。
いよいよ本番である。1P目の出だしは難しそうであったが、なんとなく登ってしまった。以降、ぐいぐい高度を上げてゆく。5P目の最初の垂壁がこのコースの核心部と言われているが、ここもなんとなく登れてしまう。いつの間にか、高度感たっぷりのリッジ上に立っていた。マッチ箱からの懸垂下降は楽しかった。
ここから枯れ木テラスまでの途中で、一度支点を見失い、両足がズルズルと滑って立ち往生してしまった。結局ここが、一番難しかった。クライミングシューズのせいにしてしまう。また、道具が増えそうである。
終了点には9:50に辿り着いた。実に楽しい登攀であった。さらに、草付きを進むと、ほどなく北岳頂上に辿り着く。しばらく風景を楽しんだ後、10:40に下山を開始した。途中、小屋にデポした荷物を回収し、広河原に到着したのは14:10であった。充実した山行であった。
何より、ガイドさんには大変お世話になった。感謝・感謝である。さらに、一歩先に進んで新しい世界を見るためにも、教わったことを消化し、技術の向上に努めたいと思う。
下山後は、市営温泉施設である山渓園に立ち寄った。多くの登山客が汗を流していた。帰りの中央自動車道では渋滞に巻き込まれたが、あまり遅くならずに帰宅できた。早立ちのおかげである。
2009/07/11
大辻山(1361m)
所用があって早朝からの出立が出来なかった。そこで、今日は行程の短い山として大辻山を選んだ。長尾峠の登山口を出発したのは11:15、尾根筋に出ると大好きなブナ林となる。このまま、山頂までずっと気持ちの良いブナの林が続いている。とても空気が美味しい。時より、立山杉の巨木に出会い、清らかなエネルギーをもらう。昨日まで雨だったせいで、道は滑りやすいが、特に難しい場所もなく、12:20に頂上にたどり着く。
頂上からは称名滝とその下流の称名川の様子がよく分かる。残念ながら弥陀ヶ原から上部は雲に覆われて見えなかった。立ったまま昼食をとって、12:40に下山を開始した。慎重に降って、13:25に登山口に到着した。物足りない気がするが、大好きなブナの林を歩くことができて、ご機嫌だ。
下山後は、「よしみね温泉ゆ~ランド」にて温泉を頂く。お湯はまあまあ。洗い場の数が足りない気がした。
2009/07/05
御嶽山
梅雨の雨間を狙っての日帰り登山となった。各地の天気予報を総合的に判断し、ここ御嶽山なら雨に降られる可能性が低いと見たのだ。
標高2150mの御岳ロープウエイ飯森高原駅を出発したのは9:20、ここから3067mの頂上まで一気に登る。気持ちの良い樹林帯を50分ほど登ると、八合目の女人堂に着く。このあたりから森林限界となり、見通しの良い尾根筋を登ることになる。雷鳥の鳴き声を聞きながら高度を稼いでゆく。
頂上の剣ヶ峰には11:20に到着した。御嶽神社の境内が頂上となっている。残念ながらガスがかかっていて、展望はあまり良くない。昼食をとって、11:40に下山を開始した。来た道を戻る。次回は残雪期に来たいと考えているので、雪山をイメージしながら降って行く。天候と雪の状態が良ければ、困難ではないと思われる。ロープウエイに到着したのは13:15であった。
この時期は、未だ登山者の数は少なく、静かな山行を楽しめた。心配していた雪も、ここしばらくで急速に融けたらしく、アイゼンを使う場面は無かった。曇り空ではあったが、涼しい風が気持ちよい。6月の山行も登りやすい気温で、心地よかった。こうなると、夏山なんて暑くて登ってられないなあ。
下山後は「ホテル木曽温泉」で温泉を頂いた。いい湯でした。茶色いお湯は好みです。
2009/06/27
僧ヶ岳・駒ヶ岳
宇奈月から林道に入り、登山口へと向かったが、途中で崩落箇所があって通行止めとなっていた。いきなり、林道で敗退かと思ったが、GPSで調べてみると宇奈月尾根第二登山口までは歩いてすぐの場所であった。路肩のスペースに駐車して、6:30に出発した。
まだ、今年は人があまり入っていないのだろう。人が通った痕跡が少ない。堆積した落ち葉を踏みしめ高度を稼いでゆく。部分的に残雪が残っている場所まで登ってくると、随所でシラネアオイを見ることができる。昨年まで居た職場は6月が非常に忙しく、山に来ることが出来なかった。このため、ずっとシラネアオイを見ることができなかった。今日はこれだけでも満足だ。
雪渓が残る分岐点をやや右に曲がって直上すると、やがて風衝草原となり、1855m僧ヶ岳頂上には9:30に到着した。20分ほど休憩して、駒ヶ岳へと向かう。少し下って登り返すのだが、その尾根筋から見る風景が誠にすばらしい。右手には毛勝岳が鎮座し、その陰から少しずつ剣岳が姿を現してくる。左手には白馬岳、鹿島槍ヶ岳などの後立山のやまなみを見ることができる。2002m駒ヶ岳頂上には11:10に到着した。昼食を取って、僧ヶ岳へと戻る。バテてしまい帰りの方が時間がかかってしまった。後はずんずん降って、15:10に駐車場所に戻った。
この時期、所々雪が残っており(通行上問題は無かった)、アクセントを与えてくれる。花もきれいだ。山は変化に富んでおり、そこらにある○名山にひけをとらない。大変良い山である。時間が許せば駒ヶ岳まで足を伸ばされることをお勧めする。
下山後は、宇奈月ダム湖の畔にある「とちの湯」に立ち寄った。ちょっと行きにくい場所ですね。
2009/06/20
金剛堂山
出遅れてしまい、栃谷登山口を出発したのは10:05であった。百瀬川を渡って、栃谷の沢沿いを登っていく、気持ちのよい樹林帯だ。高度を上げていくとやがてブナ林の尾根道となる。雰囲気の良い場所だったが、残念ながらその先は低い灌木が生い茂る見通しの良くない尾根道が続く。時より白山や白木峰を望むことができる。頂上の前金剛には12:05に到着だ。頂上には、祠のほかに立派な方位盤が設置されている。恐らく、全国の山頂にある方位盤の中でも最大級のものであろう。ここが国立公園内であったら設置は許されてないと思う。
この先の風衝草原を抜けて、最高峰1650mの中金剛に辿り着く。ここで、おにぎりを食べて、12:45には下山を開始した。単独登山なので当然なのだが、黙々(無口に)と下山して登山口に着いたのは14:20であった。
この季節になると、さすがに蒸し暑い。これから低山ならば、半ズボンでもよいかもしれない。そろそろ、虫除けなどの対策も必要か?
下山後は近くの天竺温泉の郷でお風呂を頂いた。お湯は良かったが、温泉ロビーに大きな青い裸婦の絵があった。小生に芸術センスが無いのかもしれないが、小生が持つ利賀のイメージに反するものであった。
2009/06/14
焼岳
中ノ湯温泉の少し上にある登山口に着いたのは5:40、すでに駐車スペースは残り少なくなっていた。6:00に出発し、気持ちの良い樹林帯を登ってゆく。今日は、熊鈴を付けてみた。山には静けさを求めに行くので、あの凛としたした静けさを味わえないのは誠につまらない。結局、途中からはずしてしまった。ただ、山野井さんが熊に襲われてから、少しは熊対策を気にとめるようになった。静かな山ほど、注意が必要なのだろう。
出発して1時間ほどで下堀出会に辿り着いた。ただし、そこから上部はガスがかかっており、視界が悪い。ガスの中を登ってゆく。ガレた岩場が続くが足場は悪くない。今日は、雪の状態が分からなかったので、念のためにピッケルとアイゼンを持参したが、使う場面は無かった。
コルから右手に進んで北峰頂上に着いたのが8:10であった。ガスで全く視界がきかない。残念である。20分ほど休憩して、早々に下山を開始した。ずんずん下って、登山口には10:10に到着した。
さて、少し気になることがある。頂上の道標には北峰の標高が2,393mと記してある。山と渓谷社の新・分県登山ガイド「長野県の山」「岐阜県の山」でも同様に2,393mとある。ネット上でもこの数値を採用されている方がほとんどだ。この数値は、恐らく国土地理院の25,000分の1地図から引用したのだろうが、この地図が示している2,393mの点は北峰の場所ではなく、北西側に少しずれた場所を指しているように見える。本当に北峰と南峰との標高差は62mもあるのだろうか?この点、視界が悪くて確認できなかった。そうそう、昭文社の山と高原地図「槍ヶ岳・穂高岳」では、北峰の標高が2444.3mになっている。こちらの方が、正しいように感じる。確認が必要だ。
下山後は、中ノ湯温泉へ向かったが、お風呂の解放は12:00以降とのこと、あきらめて平湯の「ひらゆの森」へと向かった。ここのお湯はいつ来ても大変良い。おすすめですね。
2009/06/07
シラネアオイの季節である。20年以上も前に、日光白根山で見て以来、お目にかかったことがない。ニホンジカによる食害のため、今では白根山で見ることができないらしい。久しぶりに、あの清楚な姿を見てみたい。山は高妻山にするか雨飾山にするか、最後まで悩んでいたが、体力と相談し、行程の短い雨飾山を選ぶこととなった。
6:30に雨飾高原キャンプ場登山口を出発し、気持ちの良いブナ林を抜けてゆくと、1時間弱で荒菅沢に着く。ここは、未だ雪が残っており、最初のトラバースでは少々緊張するが、ステップが切ってあるので問題なく通過できる。年によってはアイゼンがいるかもしれない。ここから、急な尾根道を上り、笹平の手前あたりから、シラネアオイを見ることができる。予想よりも開花がすすんでおり、今が見ごろとなっていた。頂上には9:00頃に到着、ガスがかかっており視界が悪い。
今回は、シラネアオイが課題だったので、目的は十分に達成された。早々に下山を開始する。昨年痛めた膝を気遣いながらも、ぐんぐん降って行く。ブナ平で昼食をとって、登山口に着いたのは11:40であった。
さて、もう一つの課題である温泉に直行だ。車で少し下ったところに、露天風呂がある。料金はカンパ制である。とても気持ちの良いお湯にどっぷりと漬かる。が、頭が洗えない。どうしても石けんを使いたいので、もう一軒、行くことにする。道の駅小谷にある「深山の湯」に転進だ。ここも良いお湯でした。満足。
2009年4月29日
今年も春の立山に行ってきました。積雪は昨年と同じくらいでした。雪の大谷で15mだそうです。天候に恵まれて、とても気持ちの良い山行でした。
室堂を8:00頃出発し、一ノ越を経て急な斜面を登っていると、続々と登山者(大部分がBCのスノーボーダーかスキーヤー)が室堂から一ノ越を目指して登ってくるのが見えます。
風景を楽しみながらゆっくり登ります。あまり汗をかくこともなく、頂上に10:30頃到着です。これぐらいのペースが自分には合っているようです。
頂上で時間をつぶします。昨年は、この先へ更に進みましたが、今回は、ここで引き返すことにします。室堂12:30発のバスで帰路につきます。未だ早くて勿体ない気がしますね。
あっさり登山でした。
木曽駒ヶ岳
2008/03/15
低気圧が通過した後の晴天を狙って、木曽駒ヶ岳へと向かった。中央道を走ると中央アルプスの白い山塊が近づいてくる。気持ちが高揚してきます。駒ヶ根の駐車場からバスとロープウェイを乗り継げば、あっという間に2612mの千畳敷に到着する。雲一つ無い晴天で、対岸の南アルプスのほぼすべてを望むことができる。富士山も頂上付近がひょっこりと顔を覗かせている。
振り返えると宝剣岳の山並みが凛々しくかっこがいい。千畳敷カールは前日に降ったという新雪で隠されてはいるものの、手前側は大量のデブリで埋め尽くされており、雪崩の巣という話は本当らしい。
朝に出発したというパーティーのトレースはすでに消えており、ルートの選定に不安を感じていたところ、男女2人組のパーティーが同行してくれるとのこと、まずは一安心である。

3人でカールの底へ下りてゆく。稜線付近は風が強そうだが、カールの中はさほど強くはない。次に、乗越浄土へと向かう正規のルートは、雪崩の心配があると判断し、右手の尾根筋を登ることとなった。先に小生が登り始めたが、しばらく行くと急登となり、クラストした固い斜面となった。すると急に、足が上がらなくなってきた。もうバテバテである。お恥ずかしい。2日前の深酒が響いている。思えば、前日もひどく調子が悪かった。
固く凍結した急斜面が続くなか、2人に先行してもらう。登るのは良いが、降るのは難しい斜面である。立ち止まって休むのも、容易ではない。こんな状況が続いて、時間切れとなったら誠に大変である。

アイゼンの前爪を突き刺しながら、さらに雪壁を進んでゆくと、先行の彼がこの先さらに道が悪いと教えてくれた。即決、撤退です。
以前、八ヶ岳で受講したアイゼン講習の内容を思い出しながら降ります。教わった通り、しっかりとアイゼンを食い込ませてみると、そんなに怖くはありません。指導して下さった山岳ガイドさんに感謝です。
ゆっくりと風景を堪能しながら降って行きます。途中、尻セードで遊んでみます。
見上げてみると、先行の2人も引き返して来ました。
結果的に敗退することにはなりましたが、登山中に宝剣岳から小規模な雪崩が発生したことから、今回のルート選定は間違っていなかったと思われます。また、途中撤退した3人の判断も正解でしょう。
良い経験になりました。短い時間でしたが、同行してくれた若いお二人に感謝です。
下山後は、「こまくさの湯」で温泉を戴いてさっぱりし、気持ちよく運転して帰ることができました。
そろそろアイゼンの爪を研がなくては。
赤岳
2009/02/21-22
21日
横岳・硫黄岳を縦走だ!と意気込んで美濃戸口を9:40に出発した。快晴の下、順調に進んで12:40には行者小屋に到着です。ここまではほぼ予定通りですな。
地蔵尾根に取り付いて、木々がまばらになったあたりで、アイゼンを装着します。雪が付着した木々がとてもきれいです。雪山はやはり、雪が降った後が美しい。

このあたりから、足が上がらなくなってきました。体力、落ちているなあ。結局、地蔵尾根を登るのに2時間近くもかかってしまいましたよ。これでは、明日が危ぶまれます。

今日は、赤岳展望荘に泊まります。こんな時期に、こんな山の稜線で営業してくださるとは、本当にありがたいものです。

部屋は個室(3人)でした。ただし、部屋の寒さに耐えきれず、足裏にくつ下用のカイロを貼りつけ、両足をデイパックに突っ込んで寝ました。
22日
翌朝、朝食後のコーヒーを飲みながら、横岳の稜線を眺めて今日の予定を思案します。小屋番さんには、初の横岳を単独で行くのは止めたほうが良いと忠告されます。あっさり、赤岳に方針転換です。準備を整えて、さあ出発です。目出し帽とゴーグルが活躍します。風が本当に強い。

強い風に何度もふらつきながら登っていきます。足腰が弱っている証拠ですね。今日は、無理をしなくて(横岳へ向かわなくて)正解なのかもしれません。赤岳頂上からは、北アルプスほか遠くの山々を一望することができます。
今日は時間があります。のんびりと山々を眺めながら、文三郎尾根に向けて降って行きます。阿弥陀岳の急登に単独の登山者がへばりついているのが見えます。かなり、難儀していますな。
右手に主稜を眺めながら、さらに降っていくと、程なく樹林帯に入ります。

あとは、行者小屋から昨日来た道を戻り、13:00頃に美濃戸口に到着です。早速、いつもの「もみの湯」に直行です。誠に、いい湯じゃ。
それから、諏訪湖SAのいちごソフト、マジ美味しかったです。
(おおしなやま)1420m
2009/02/08
昨年の7月に膝を痛めて以来、運動不足のため足腰が弱っており、本格的な登山をするには、まだまだトレーニングが足りないと判断している。ただし、もたもたしていると、雪山のシーズンが終わってしまうのである。無理のない程度に、負荷をかけようと選んだのが、鍬崎山の前峰、大品山である。立山山麓スキー場からゴンドラリフトを使えば、1188mの稜線まで運んでくれる。
ゴンドラリフト山頂駅を8:20に出発、新雪は10~30cmほど積もっています。一番のりです。動物の足跡を追うように、気持ちよくトレースをつけてゆきます。

ブナの森がとてもきれいです。見上げると、きらきらと輝いています。来て良かったと感じる瞬間です。

出発して40分ほどで瀬戸蔵山に到着です。大きな反射板と公衆トイレがあります(雪に埋まっていて使えませんが)。

瀬戸蔵山を過ぎてしばらくゆくと、左手の北尾根に迷い込みそうになります。注意が必要な場所です。雪は膝ぐらいでしょうか、つぼ足でガシガシとラッセルしてゆきます。大品山には10:20に到着です。スキーのおじさんが追い越していきます。スキーは早いなあ。あっという間に滑り降りていきました。大品山からは鍬崎山を望むことができます。

鍬崎山へ向かう大品尾根の1500m付近に、6名ほどのパーティーが登っていくのが確認できます。どうやら、朝早く、粟巣野スキー場から登ってきたようです。
まだまだ時間があるので、この先進むことを考えてみる。トレースも期待できる。ただし、鍬崎山までは無理だろう。ピッケルを車に置いてきた。力不足で無理していいのか。結局、当初の予定通り、粟巣野スキー場へ降ることにします。降りはワカンを付けて、ザクザクと降りてゆきます。トレースをわざと外してゆくのが気持ちいい。
立派な貯水池の横を通りぬけ、細尾根を通り、通水管に沿ってしばらく行くと、スキー場の上部に飛び出します。下に着いたのは丁度12:00でした。ここから、ゴンドラリフトの駐車場まで歩いて、12:20に今日の行動は終了です。あっという間の、4時間でした。もう少し、負荷の大きい行程にしないとトレーニングにならないなあ。とはいえ、天候に恵まれた安全登山で何よりでした。

2009/01/24
2ヶ月ぶりの登山である。日頃、特別に運動をしていないので、完全に体はなまっている。慣らし運転のつもりでコースを選んだ。それが、北八ヶ岳の北横岳、縞枯山である。
ピラタス蓼科ロープウエイ山頂駅を出発したのは、9:20。気温はマイナス14℃、荒涼とした坪庭をぬけていきます。短いスパンでポールが立ててあるので、天候が悪くても道に迷うことはないでしょう。ほどなく樹林帯に入り、高度を稼いでゆきます。北横岳ヒュッテから先は本日一番乗りのようです。視界が開けてきたらもうすぐ北横岳南峰の頂上です。蓼科山がよく見えます。ここからすぐ先に北峰があります。トレースは無いのでプチラッセルをして向かいます。新しいトレースを付けるのは気持ちがいいものです。南峰より若干標高が高いようですね。しばらく蓼科山を眺めてから、来た道を降ります。
次は、縞枯山荘の前を抜け雨池峠から縞枯山へ向かいます。頂上から更にすすんで、展望台と呼ばれるあたりまで足を伸ばします。雲が切れてきて、どうにか南八ヶ岳の山々を望むことができます。こちらも寒いのですが、あちらはもっと寒そうです。さて、寒さに我慢ができなくなったところで、一気に降ります。ロープウエイはスキー客で一杯です。14:00に山麓駅に到着です。
わかんとアイゼン、ピッケルを持参しましたが、使いませんでした。ちなみに、今回出会った登山者の8割はスノーシューを履いていました。残りがアイゼン装着で、ツボ足は小生を含めて2名のみでした。
途中通過した北横岳ヒュッテや縞枯山荘はこぢんまりとした雰囲気の良さそうな山小屋でした。機会があったら泊まってみたいと思います。
帰りは、諏訪サービスエリアにある温泉をいただきました。今回、ソフトクリームは我慢です。
10/12
骨挫傷で右膝を痛めてから3ヶ月近く経ちました。痛みは40日ほどで消え、その後10日ほどで違和感も無くなったのですが、医者からは今も登山は禁じられたままです。というのも、再生した骨は固いのだけれど、脆いものでもあるらしく、とても慎重な行動が必要とのことです。場所が要所なだけに、こじらせると生涯おつきあいすることになると、脅されています。治療法は、ただひたすら安静にすることであるため、運動不足で困っています。
さて、時は紅葉シーズン、登山は禁じられていますが、軽いハイキング程度ならかまわないだろうという自己判断のもと、家族で栂池自然園を一周してきました。紅葉のピークは少し過ぎており、標高の高い所では枯葉を鑑賞することになりましたが、天候にも恵まれて気持ちよく歩くことができました。
その後、MRIによる精密検査により、膝関節部の「骨挫傷」と診断されました。どおりで痛いわけです。当分の間、安静が必要とのことであり、今シーズンの山行はすべてキャンセルすることになりました。非常に残念ですが、こればかりは仕方がありません。治療に専念します。
膝が痛み出したのは、立山駅近くの駐車場で車から17.5kgのザックを下ろし、背負った瞬間でした。最初は、ピリッとくる痛みでしたが、これが3日間の山行の間に、少しずつダメージをうけ、悪化していったのでした。骨が圧迫されて内部がつぶれていったのですね。ごめん右膝くん。
2008年7月26日
剣岳で痛めた膝の具合が悪く,娘たちと約束していた尾瀬をキャンセルした。医者に診てもらい,膝に何やら茶色い液体を注射された。あれは何だったんだろう,聞きそびれてしまった。
茶色い液体のおかげで,症状は緩和されたような気がするものの,歩くとまだまだ痛むので,しばらく山はお休みするしかなさそうだ。これまであまり気づかなかったけど,体のパーツが所々磨り減っているようだ。
関節の強化法って何かあるのだろうか?
2008年7月19~21日
今回は,長次郎雪渓を遡上して剣岳に登頂してきました。計3日間の行程で,比較的ゆとりのある計画でしたが,出発時から感じていた右膝の痛みが、この山行中に悪化し、片足を引きずりながらの苦しい日々でした。加えて,肝心の剣岳登頂の日は天候が悪く,課題の残る山行でもありました。
19日
10時すぎに室堂に到着。とても良い天気です。早速,「立山玉殿の湧水」で3日分の飲み水3.5Lを補給し,出発です。山々には未だ雪が多く,みくりが池にもたっぷりの雪が残っていました。室堂を出て3時間半ほどで剣沢に到着です。ここもたっぷりの雪で,テント場が狭苦しい状況です。早めに場所を確保し,テントを設営します。設営後は,早速剣沢小屋へ行き,ビールを購入,今日はのんびりと剣岳を眺めながら過ごします。
20日
早起き鳥たちが,3時すぎからわいわいと朝食の準備を始めるので,目覚ましはいりません。4時頃に朝食のあんパンを1つ食べて,さくさくとアイゼンを装着して出発です。テントのすぐ側の雪渓をそのまま降っていきます。どんどん降っていくと40分ほどで,平蔵谷出会の大岩へたどりつきます。さらに10分ほど降って長次郎谷出会に辿りつくと,前方に2組,後方に3組ほどのパーティーがいることに気づきます。
いよいよ,長次郎雪渓の遡上を開始します。直登するほどの脚力はないので,ジグザグを切って登ってゆきます。熊の岩が見えてしばらくすると雨が降ってきました。雨具を装着します。困った雨です。どんどん視界が悪くなってきます。雪が豊富なので今日は熊ノ岩は左から通れるようです。ただ,雪渓の脇からザアーザアーと水の流れる音がするので,落ち着きません。急いで登ります。ここで,まず体力を消耗しました。次に,長次郎雪渓の左俣をつめてゆくのですが,視界が悪く,どこにいるのかわかりません。とにかく真っ直ぐ上に、谷のやや右側を進むよう心がけて登ってゆきます。急な登りとなって幾つものクレパスが現れます。1つ1つビクビクしながらその脇を越えてゆきます。もうウンザリしてきたころに,突然,長次郎のコルに到着です。遡上を開始して3時間半ほどです。天候が悪いせいか,なんだか今ひとつ達成感がありません。
さて,稜線を南に進みます。さすが道が整備されていない北方稜線です。危険です。一度,道迷いをして窮地にたたされました。長次郎谷側を巻くようにすすんでいくと,9時頃に剣岳頂上です。
あとは,別山尾根の一般道を降ります。所々に鎖場があってスリル満点です。楽しい反面,右膝の痛みが増してゆきます。ペースがどんどん落ちてゆきます。痛いよう。結局,頂上から剣沢まで4時間以上かかってしまいました。
テントに到着して,片足を引きずりながら剣沢小屋へビールを買いに行きます。喉を潤していると,傍らでは,現在撮影中の映画「剣岳-点の記-」の撮影スタッフが準備をしていました。監督の木村大作さんはとても気さくな方です。仲村トオルさんは背が高いのですね。映画が公開になりましたら,必ず拝見します。
21日
今日は晴れです。来た道を戻ります。膝の痛みはさらにひどく。室堂まで4時間もかかりました。室堂ではソフトクリームを頂いて,下山後は立山山麓スキー場近くにある「プモリ」で美味しいチキンカレーを食し,ウエルサンピア立山で温泉を頂いて,今回の山行は終了したのです。カレーが大変美味しかったので今回の山行もひとまずよしとします。
2008年7月12・13日
今回は山岳ガイドさんのお世話になって、岩登りを経験してきました。
1日目は小川山で、岩登りの基礎、マルチピッチのシステムについて学びました。そして、2日目がいよいよ本番の横岳小同心です。美濃戸の山小屋を朝4:30頃出発し、 1時間半ほどで赤岳鉱泉、その後1時間ほどさらに登って小同心の取り付きに到着です。ハーネスとギアを装着し、クライミングシューズに履き替えて、いよいよ登り始めます。ホールドは豊富なので、とりあえず目の前にあるホールドをつかんでいけば、ガシガシと登っていけます。ぐんぐん高度が上がっていきます。 初めての実戦ですので、1ピッチ目の終了点で自己確保するまで、かなり緊張しました。2ピッチ以降は、慣れてきて楽しみながらの登攀です。楽しい~~。 そして、垂直のお花畑です。見慣れた北アルプスの高山植物たちとは植生が違っていて、ウルップソウとコマクサ以外は知らない花ばかりでしたが、どこも一面の花盛りでした。草付きを抜けて、最後のピッチを乗り越えると横岳頂上です。達成感よりも、まだまだ登り足りない物足りなさを感じます。あとは一般登山道を下りに下って美濃戸に到着です。お疲れ様でした。ザイルで確保されていることの安心感はこれまで経験したことのない感覚でした。兎にも角にも、お世話になったガイドさんに感謝感謝です。

下山後は、小淵沢の延命の湯でお風呂を頂き、高速のサービスエリアではソフトクリームを頬張って、今回も満足のいく山行でした。
追記:LOWAのTAHOE GTX XXLの履き心地ですが、これは大変良くできた靴です。包み込むようです。全く、不満はありません。選んで良かった。
2008年7月5日
今年こそは夏山シーズンにむけて、トレーニング山行に励むぞと意気込んでいたのだけど、結局、諸事情に阻まれてなかなか叶わず。もう次週には、夏山本番の小同心に行かねばならないという頃になって、ようやくハイキングに出かけることが出来た。出かけたのは、白木峰という富山県と岐阜県の境にある標高1596mの山である。かなり上まで、林道を乗用車で登ることができるので、正味数時間の行動で、頂上周辺を散策して帰ってくることが出来る手軽なコースである。
登山口に車を止め、尾根沿いの登山道を登っていくと、ほどなくニッコウキスゲが咲き乱れる頂上にたどり着く。ずいぶん時間があるので小白木峰方面にむけて歩いていくと、 樹林帯の尾根道がずっと続いている。40分ほどで飽きてしまい引き返すことになる。これじゃトレーニングにならないなあ。なんだか贅沢なことを言いながら下っていくと、左膝に力が入らない。ずっこけそうになる。やっぱりトレーニングは重要だ。足腰をもっと鍛えねばと反省しながら下山。中途半端な山行であった。下山後はふもとの大長谷温泉で早めのお風呂を頂いて、お昼には富山市街まで降ってとんかつ定食を頂いたのである。
2008年6月1日
先日山靴を買い換えた。店で小一時間悩んだあげく、LOWAのTAHOE GTX XXLというのを選んだ。SIRIOも薦められたのだけれど、妙に指先の遊びが多すぎてすっきりしない。一方、LOWAは足にフィットするのだけれど靴擦れする可能性を感じる。すったもんだと悩んだあげくのLOWAであった。ちなみに、購入した店ではXXLというグレードしか置いてなかったが、ネットで調べると国内は主にWXLという型が流通しているようだ。どのような違いがあるのだろうか?
さて、新品の山靴を購入してルンルン気分で帰宅したのだけれども、寂しい別れも待っていた。20年間履き続けてきた相棒との別れだ。あんな山行ったなあ、こんな山も行ったなあと、あれやこれや思い出す。長い長い山道(苦労)を共にしてきたあいつは傷だらけだ。捨てるに忍びなくて2週間ほど玄関に並んでいた。
いつの間にか家内が捨ててくれたようだ。
2008/04/29立山
バスは積雪16mの雪の大谷を抜けて、室堂に到着しました。よくもまあ、こんなに雪が積もるものです。感心します。また、これだけの雪が夏には溶けてしまうのも、大したものです。
室堂を8:20に出発しました。しばらく行くと、左斜面のトラバースが続きます。雪は堅く締まっており、ツルツル滑ります。平らな場所を見つけて、早々にアイゼンを装着します。一ノ越から上部は霞んで見えません。
一ノ越でピッケルに持ち替えて、サクサクと登っていきます。風は登るほど強くなり、頬を刺します。一方、頂上に近づくころには雲か途切れ、次第に晴れてきました。いい感じ。振り返ると遠くに槍や穂高の山並みが見えます。雄山頂上には9:50頃に到着です。
鳥居は雪に埋まったままです。この後、しばらくルート選定に迷います。ガイドブックなどには、雄山神社の祠がある岩峰を左から巻くと書いてありますが、その急な斜面にトレースは無く、少し進んでは引き返していました。どうしたものかと悩んでいたところ、祠の方から小生を呼ぶ声がします。逆方向からきた登山者が、祠の裏側にトレースがあることを教えてくれたのです。親切にサンクス。
雪稜を進みます。大好きな雪山らしい地形が続きます。展望も抜群です。別山の向こうにはギザギザ剣岳が、右手には後立山の山々を望むことができます。来て良かったと感じる瞬間です。
さてさて、富士ノ折立からの急な斜面を慎重に降り、真砂岳を左から巻くように進むと、トレースはそのまま雷鳥平に降りているではないですか。失敗です。真砂岳を巻いてはいけなかった。このままでは別山まで行けません。かといって、長い斜面をトラバースして新しいトレースをつける元気がありません。引き返すのも癪です。長考の後、このまま、下ることにします。また来ればいいさ。
そうと決まれば、一気に下るのみです。気温が上がってきて後半は雪が腐っています。歩きにくい。こうなったら、シリセードの出番です。200mほど一気に下ります。楽しい!!斜面が緩やかになったら簡易ソリの出番です。これがまた良く滑る。どんどん下っていきます。「賽の河原」でポツンと一人、雪原の真ん中で昼食のパンを頂きます。山々を眺めながらしばらく休憩です。来て良かった。
さて、雷鳥沢キャンプ場でトイレを借りた後、これまでも多くの登山者を苦しめてきた雷鳥荘までの登り返しを何とか乗り切ります。時々立ち止まって、立山の山々を眺めながら、室堂バスターミナルへ向かいます。良い眺めです。立山三山、もっとゆっくりと歩けばよかった。13:20発のバスで下界へと戻ります。
立山駅ではソフトクリームを、ウエルサンピア立山では温泉を頂いて満足満足の一日でした。
2008/04/12 唐松岳
先週は寝坊をしてしまったため行けなかった唐松岳に、今週こそはと意気込んで行ってきました。
ゴンドラの始発は8:00から、ゴンドラ往復1600円、リフト300円×2×往復です。
八方池山荘前に到着したのは8:45、あいにくの時雨模様でしたが、出発してしばらくすると青空が徐々に広がってきました。ただ、今週末に雨が降ったせいか、雪の状態が悪く、サクサクと歩むことが難しい場所が幾つもありました。ワカンを履いていても踏み抜いてしまうくらい脆い雪です。両足を踏み抜いて腰まで埋まってしまうこともしばしばです。
途中アイゼンに履き替えて、唐松岳頂上山荘には12:00に到着しました。息を整えながらモタモタと登ったせいか、思った以上に時間がかかってしまいました。ここでパンを一つ食して小休憩です。途中追い越していったBCのおじさんはもう頂上に居ます。早いなあ。剣岳や立山を雲の切れ間から望むことができます。
体力不足のせいか、少々しんどい思いをしながら唐松岳頂上に12:30到着です。遠く、槍ヶ岳も見えます。五竜岳はなかなかの迫力です。
下山します。太ももが痙りそう。唐松岳頂上山荘に13:00、頂上への夏道のCTは行きが20分、帰りが10分とのこと、本当かい?
白馬岳や鑓ヶ岳を左手に見ながら、スタコラサッサと下山です。もう、道は荒れまくっており、数え切れないほどの踏み抜きを繰り返しながら、八方池山荘前に14:45到着。リフトの最終が16:00なので余裕の帰還でした。あわてて損したよ。
下山後は、もちろん温泉を頂いて満足、満足。
今回は悪路に苦労しましたが、残雪期の雪山ってこんなものなのでしょうか?
3月22-23日 赤岳
22日
また来たよ八ヶ岳。この冬のシーズン、八ヶ岳方面に来たのはこれで4度目です。少しずつステップアップしてきて、今回はいよいよ赤岳です。天候に恵まれ、空気も暖かく、赤岳鉱泉までの道のりはインナー一枚でも汗がしたたり落ちるほどでした。今日は赤岳鉱泉に泊まります。またも夕食はステーキ、さすが赤岳鉱泉。キムチ汁も美味しかったです。
23日
朝はあんパンを頬張って、6時半には出発です。今日も良い天気ですなあ。まずは地蔵尾根を目指します。アイゼン無しで行けるとこまで行ってみましょう。小生の場合、アイゼンは普段使わない筋肉を使ってひどく疲れるので、必要以上に装着することを好みません。樹林帯を抜けるあたりから急坂となり、アイゼンを装着しました。フウフウ言いながら登ってゆきます。しかし、韓国の団体登山者は大したガッツの持ち主です。ゼイゼイ言いながらもぐいぐいと追い越してゆきます。
やせ尾根を渡って、少し肝を冷やした後、ほんの少しで稜線にたどり着きます。すっきりとした富士山が見えます。八ヶ岳に通って、初めての富士です。北部の八ヶ岳の山々からは赤岳が邪魔をして富士山が見えないのです。
赤岳天望荘は今シーズン途中から営業中止です。なにはともあれ、頑張れ赤岳天望荘!!
さて、最後の登りをアイゼン効かせてサクサク行きますと、間もなく頂上です。右手の主稜に幾つかのパーティーが張り付いています。そのうちバリエーションにもチャレンジしてみたいと思います。赤岳頂上からは見渡す限り雲はなく、展望は最高でした。北岳も間近に見えます。さて、混雑を避けるように下山です。文三郎尾根を下ります。急な斜面が続くので注意が必要ですが、とにかく一気に下ります。
下山後は、「もみの湯」で温泉を頂いてすっきりです。高速のSAでソフトクリームを頬張って、満足満足。
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