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2013年9月の1件の記事

2013年9月24日 (火)

南岳:巡ってここに戻る

2013年21-22日

南岳


基本、ここひと月ほど週末は天候が悪く、しかも先の深酒がボディーブローのように効いてきている。晴天予想の3連休、麻雀でいえばラス前のワンチャンス。

当初は、白出沢から奥穂に登ることが責任と考え、準備をすすめていたが、仕事が遅れ、ミスもあったりして、新穂高に着いたのは24時を回っていた。
この季節、22時前に入らないと新穂の無料駐車場には駐車できないのを承知していたのだが、予想通りの結果となった。

半地元民としては、有料駐車場に停めるのは屈辱であるし、このような条件での路駐は主義に反する。

大きく方針を変更し、アカンダナ駐車場から上高地に入り、その後、行くべき場所を決めることにした。ただし、アカンダナ駐車場の大きな欠点は、17:00~4:00の間、入場できないこと。ゲート前に並ぶと、十分な仮眠を採れずに山に入ることになる。


21日

予想通り、ぐっすりと休むことなく。上高地に降り立った。
早朝とは思えない人ごみである。


人ごみは苦手なので、結果、いつしかいつもの南岳へと心は決まっていた。
2日目は槍を経由して双六だ。
涸沢なんて何年行っていないだろう。
混雑ぶりを稜線上から眺めるのが常である。

6:00頃、山歩きを開始。連休初日の朝、徳沢や横尾、槍沢のテン場の混雑はさほどでもない。これが、午後にもなれば、大変なことになっているに違いない。

横尾からは混雑を避けて、槍沢を行く、徐々に斜度が増してくると一気にペースが落ちてきた。とても不調なのである。追い越されるケースがほとんどである。
この季節、いつも体調が悪い。季節感のある業務をしており、この時期は夏バテがピークなのである。そしてなにより、今年は山に入る体ができていない。

12:00頃、天狗原分岐で休憩。昨年より、1時間ほど遅いペースである。
休憩中、意識を失う。睡眠不足。頭が疲れている。
周辺には、気の小さい子ザルの声が鳴り響いていた。

昨年の10月上旬、真紅であったナナカマドは、これからが本番。月末ぐらいが見頃でしょうか?



今年は、逆さ槍をゲットです。

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(天狗池、風がやむのを待てませんでした)

周辺、ベリーを求めておサルが徘徊している。

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(ナナカマドはこれから。ツバメ岩は色付きはじめ)

ここから、標高差500mほど登り上げる。
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小屋まで2時間以上を要した。バテバテでおさる。着いたのは15時ごろ。

小屋でいつもの「ソフトサラダ」とビールを購入し、突端で流れる雲と岩塊穂高の山々を眺める。
このために来たのだ。

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(北穂、ドーム、涸沢、奥穂、ジャン、重厚である)

これほどの荘厳な景色は、ほかには無い。
大キレットの木々は色付き始めている。

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(明日は混雑するであろう、よってここを行く気は全くない)



ソフトサラダを半分残して、キレットは雲に覆われてしまった。
ただし、日の入り前に、雲が切れる時間帯がある。

テントで早い夕食を済ます。

雲が切れる。

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(チングルマの夕べ)

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(夕日に染まる、穂高の山々)

南岳の頂上から撮影すべきであった。

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(左から大喰、槍、そして染まる南岳の斜面)

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(浮浪雲も染まる)

早々に就寝。近くの発電機の音が余計な雑音を消してくれる。疲れもあって、ぐっすりと眠れた。

月の明かりの夜であった。



22日

5時過ぎに起床。
日の出前の朝が一番気持ちが良い。
陽が出てしまうと、ありていの日常が始まってしまう。
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(南岳でご来光を待つ人たち)

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(この季節は、浅間山の南側から陽が昇る)

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(陽が昇り、今日が始まる)

本日は、双六まで行く予定であったが、昨日のバテ様は本物である。
今日は良くても、3日目は脚が持つまい。
槍もパスして、7:00頃、新道から槍平へと下る。下山である。

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(南岳のカールとハイマツの細尾根)

新道は急峻なルートとして知られているが、変化があって面白いルートだと思う。
槍平まで約2時間。以降、11:55のバスに間に合うよう、すたこらと歩いてゆく。
11:40に到着。

新穂ロープウエーの自販機には、無くてはならないコーラやCCレモンが無かった。


平湯で車を拾い、温泉は「神の湯」、見事なお湯でした。
本物である。


帰宅途中、薬局でバンテリンを購入。予防的に塗布したが、翌日の筋肉痛を回避できなかった。下山して正解であった。

追記:
・反省点:カメラのISO感度の設定を間違えていた。
・急速にヘルメットの着用率が高まっている。大変、良いことだと思う。メディアの力は大きいと感じる。責任も重い。

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