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2013年7月17日 (水)

下丸沢:たっぷりと水分を含んだブナの森

2013年7月15日

せっかくの3連休であるが、この辺りは梅雨が明けず、どんよりとした雲が山を覆っている。
それでも最終日ぐらいは、なんとかしたい。

そこで、お天気山を求めて遠征するつもりであったが、4時間も寝坊してしまった。
霧ヶ峰でキスゲが良い季節・・・のはず。


こうなったら、近くの山へ、雨を承知で行くしかあるまい。
しっとりと水を含んだブナの森の空気を吸いに行こう。


新穂高の駐車場を出発したのは、9時40分ごろ、左俣谷への橋、観光案内所、公衆便所などが無くなっていた。そういえば、かつてのテント場周辺も殺風景となり、砂防と観光と自然の調和はそうそう簡単ではないと感じるのであった。

今日は、左俣谷に入り、昼ごろまでブナの森を楽しんで戻るというプランである。


「ずっと雨」を前提に、長靴に折りたためない傘という装備である。しかも林道歩きが大半であるから、よほどの雨にならない限り、問題なしである。

林道歩きはつまらないと相場は決まっているが、水量豊富な左俣谷の流れ、穴毛谷の荒れよう、そうして、わさび平のブナの森ほか、木々の緑を愛でれば、それなりに楽しめるルートである。

そして、今日の目的地は、林道から離れた人が通わない下丸沢のブナの森である。ここのブナの森が特別すぐれているとは思わないが、「お気に入りの場所」なのである。

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(緑が濃くなってきましたね)

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(わさび平小屋のちかくで)

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(対岸の丸いのが下丸山、右手の雲の中が奥丸山、鞍部が下丸沢)

小池新道との分岐で対岸に渡る。
この分岐を林道終点と記述される場合があるが、正確には対岸に渡って、さらにその先が林道の終点だと思われる。いずれにせよ、対岸に渡るひとは少ない。

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(橋の上から見た蒲田川上流)

川の中に一本の枯れた巨木、激しい水流に負けずに立っている。
かなり大きな木である。
古~い記憶をたどると、もっとたくさんの木々がそこにあったように思う。
川の流れが変わったのだろうか。

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(ブナは湿った感じが良い)

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(山に入らない人はこれが何かわからないかもしれぬのう)

落ち葉は一様に落ちているはずである。すみわけの妙を感ずる。

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(気持ちの良いブナの森である)

針葉樹林帯近くまで標高を上げる。12時ちょうどで、ここを今日の終点とする。
奥丸山経由で槍平に下るのも可能な時間であるが、曇天を見上げるとそこまでする必要を感じない。

深く深く呼吸して下山。満足である。


帰りは下丸沢の水場で、しばし時間をつぶす。
水量豊富な湧水である。
今日の目的地はここ。

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(苔のミドリが濃くなるのはこれから)

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(その流れに両足をつっこんでいる。贅沢な時間が流れる)

その後、来た道を戻り、自家用車を拾い、「ニューホタカ」で温泉を堪能する。気持ち良くて溶けてしまいそうなお湯である。勿論、溶ける前に上がる。

ここは、この辺で最も安くお湯を頂ける場所であるが、下山する人たちは下山の勢いが止まらず、下山してしまう。ザックを置いて、車を取りに戻れば良いだけである。



新穂、奥飛騨周辺の欠点は、蕎麦屋が無い(少ない)という点である。
何が何でも、下山風呂蕎麦はワンセットでなければならない。
今日は長倉枕石のパーキングでおかあさん方にもり蕎麦をつくってもらった。ごちそうさまでした。


追記:結局、一度も雨は降らなかった。つまらんのう。

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