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2012年9月の5件の記事

2012年9月29日 (土)

「北アルプスの渓谷をゆく」;ゆきたいものである

「北アルプスの渓谷をゆく」
(信濃毎日新聞社 A4版 151p 2100円)

最近買って、至極満足している山に関する本がこれ、

菊池俊明氏が歴史を遡りながら、それぞれの渓谷について解説している。ひと月ほどの時間をかけて読んだが(普通はこんなにかからない)、「とても勉強になる本」である。

大勢の方が写真を提供しており、どれもこれもすばらしい。
航空写真をふんだんに採用しており、各所を俯瞰する写真からは、北アルプスの奥深さを知ることができる。

登山道や山頂にこだわっていないことから、これまでの山の本にはない新鮮さを感じる。

北アルプスの渓谷をゆく

各渓谷=山の歴史・いわれを知るにつれ、違った角度から山を見ることができる。

黒部川、常願寺川、梓川、中房川、高瀬川、姫川、高原川の7章に分かれており、各支流ごとに解説されているので、北アルプスのほぼ全域を網羅していると言って良い。早月川が無い!という方もいるかもしれないが、「剣の谷」として特集されているので、ご安心ください。片貝川が無いのは寂しいですが・・・。

この本は、立山駅側の砂防博物館の受付で購入したものであるが(Amazonでも可)、実に良い買い物をしたと思っている。

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2012年9月23日 (日)

乗鞍岳:夜明け前、雨の中、苦し紛れという

2012年9月23日



22日

土曜の午後になってようやく仕事が終わり、速攻で山道具を準備して車を走らせた。
トランクには基本装備に、ヘルメットやら、登攀具やら、ビバークの装備やら、炊事道具やら、登山靴も何種類か?

すごい装備である。


なぜなら、行く先を決めていなかったのである。


R41を南下するうちに決まるだろうと安易に考えていたが、神岡に差し掛かった時点でも決まっていなかった。北アルプス南部は、とっても混雑しているだろうなあ・・・。駐車スペースあるんかいな・・・・というわけで、そのまま南下し、御嶽山へと向かう。

途中、飛騨古川の街に立ち寄る、キツネのメイクをした人たちが行き交う。お祭りらしい。


仮眠をとるため、道の駅「ひだ朝日村」にて休憩、天気予報を確認すると、明日はどこもかしこも雨の予報である。ああ、御嶽頂上まで、冷たい雨の中を歩く気がしない。


どこに転戦するか?熟考。


乗鞍岳ならば、バスで上まで上がれる。もしかしたら、雲の上は晴れということもある(甘い)。
もしも、雨に降られても2時間ほどの行動である。

苦し紛れの選択である。

とって返し、朴の木平の駐車場で車中泊。


23日

4:00始発のバスに乗車。
畳平のバスターミナルでもたもたと準備を整え、5:10、暗闇の雨の中、ヘッテンつけて歩き始める。気温は3℃。風が強い場所では、寒さが身に染みる。

とにかく、汗をかかないようにペースを調整した。
若いころ、この汗のせいで低体温症になりかけた苦い経験がある。

6:10に、剣ヶ峰頂上に到達。

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(寒々)

あとは、サクサク下って、登ってくる若い皆さまを心から応援。
こんなことで、山を嫌いにならないでくださいね。

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(ハクセンイチゲの痕跡でしょうか?)

6:50のバスに乗り遅れ、1時間ほどぼんやりしてみました。
バスに乗車し、iPodでソフィーミルマンを聞きながら、夢の世界へ・・・。

下山後は、お湯を求めて、9時に平湯へ・・・。
平湯の森のお風呂は10時から、一方、平湯バスターミナル3Fの温泉は8時から営業でござる。ここは、10年ぶりぐらいであるが、露天風呂がローマ風なのが可笑しかった。実に、良いお湯でした。
食堂では、朝からざるそばを食し、コンプリートした。


追記:
・今回の山行の主な目的は、「今年の紅葉の進み具合」を確認することであった。一方、乗鞍スカイラインの上りは暗闇ガスガス、下りは居眠りをしてしまって、全くの役立たずであった。よって、ひとまず「今年の紅葉は例年並み」としておきましょう。
・思いもよらず、乗鞍岳に登ることになった。過去に2度ほど、マイカーで入って肩の小屋口から登った記憶がある。
2時間にも満たない山歩きで、手軽な3000mであるが、天候が崩れると、さすがに3000mである。手袋はしっかりしたものが必要である。
・間もなく雪が降るであろう。
・直近の気圧配置は冬型である。やばいねえ、十分な装備が必要。

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2012年9月21日 (金)

雨飾山:残暑です。日本海側から入る。

雨飾山

2012年9月16日



縦走に適した天候の3連休、朝、北アルプスのくっきりとした稜線を眺めながら、思うように山に入れない身を羨んだ。今回は、所用が重なり、日帰りのワンチャンスとなった。


雨飾山は、山の経験が浅い友人を案内するのに適した山だと考えている。そのうち、グループで訪れる予定。
ただ、糸魚川側から入った経験が無い。経験値を高めよう。
残暑厳しいが、北側斜面は涼しいかもしれないという甘い考えもあった(実際に甘かった)。

8時すぎに糸魚川・雨飾山荘を出発、駒ヶ岳・鋸岳を背にして高度を稼いでゆく。両山とも標高はさほどでもないが、険しい山容、存在感たっぷりである。


急な登りが続く。中ノ池までくれば、もう少しである。ここで、友人に先に行くことを告げ、30分ほど登ると笹平の分岐に飛び出す。いきなり、人、人、人。さすが人気の山である。

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(笹原の向こうのピークが頂上)

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(荒菅沢を覗き込んでみる。氷河に削られたのかのような岩)

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(糸魚川方面、日本海、そして駒ヶ岳や鋸岳)

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(来た笹平)

10:30頃、頂上。その向こうには、小蓮華から白馬岳、雪倉ほかがどっしりと構えていた。
東には、先月訪れた金山、左向こうに焼山や火打も連なっている。

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(金山への道は笹が深い)

友人が来るのを待ちながら、のんびりと山々を眺めている間に、北アルプスは雲に覆われてしまった。

下山には2時間かかりませんでしたが、暑さのとの戦いで、たっぷりの汗をかきました。この残暑はいつまで続くのでしょう。こんな年は、急に寒くなって、体調を崩すものです。


雨飾山荘は、小谷の雨飾荘と違って、まさに山荘。これはこれで良い風情です。とても良いお湯でした。


追記:
・下山後、スズメバチに襲われたというパーティーに出会いました。誠に痛そう。そんな季節なのです。熊鈴では防げない相手です。走るしかないかなあ。
・こちらからの入山者数は小谷側とは桁が違いそうです。静かな山歩きが楽しめます。トレーニングに良いかもしれません。
・北アルプス界隈は、大変な混雑だったようです。休日にとらわれない山の楽しみ方を開拓せねばと、実に真剣です。

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2012年9月16日 (日)

飛騨路:ドライブって

飛騨路

2012年9月9日

良い天気が続きますね。
光合成量の大きい年です。
来年の木の実は豊作でしょう。

さて、今日は家族とドライブでお出かけである。そう言えば、最近は「ドライブに行く」という文言をあまり聞かない気がする。もはや、死語になったのだろうか?

ドライブといえば、飛騨路である。なぜか?なぜ?
自分的にはそうなのだから、仕方がない・・・。

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(良い天気)


途中、神通第二ダムに立ち寄る。

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(コンクリートの風化が始まっている)

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(開け閉めご苦労さまです)

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(装置を撮影してみる。造船会社製造?)


実は、いつのころからか、ダムを好きになれないでいる。なぜかしら、不安を感じる。
リスキーな岩稜帯は平気であっても、ダム湖では足が地についていないような不安を感じる。
小生の弱点である。

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(高山の目的、その1:飛騨牛)


第一の目的を達成した後は、町を歩く。

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(高山といえば)

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(清らかな水の流れが、風情を演出する)

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(ここへきたら、この大銀杏にあいさつせねばなるまい)



巨木の存在感を写真に写す技術が欲しい。




お出かけしたら、温泉に立ち寄るのが使命である。


御嶽山の飛騨側登山口である濁河温泉に向かう。
小坂からは38kmの山道、R41から1時間はかかる。御嶽恐るべし、深い深い山奥である。実は、開田方面から入った方が、早いとのことである。

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少し遅い時間になりましたが、日帰り湯を頂きました。
お湯は最高です。

雪のある季節に、また来ます。


追記:休息の日のはずであったが、結局、頑張ってドライブしてしまった。

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2012年9月11日 (火)

龍王岳:秋めいてきました

龍王岳
2012年9月8日

知人と山に入ることになった。
彼は山の経験に乏しいものの、一の越までそこそこのペース、基礎体力は高い。彼なら大丈夫。

ただし、昼過ぎには、黒部湖側に抜けないと、彼の帰宅が遅くなってしまう。


雄山は渋滞気味、それならばと浄土山方面へと足を進める。


明瞭なピークを踏んでおくことが、将来に生きるはず。
龍王のピークはもってこいの達成感と展望を与えてくれる。

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(龍王好きである)

頂上では、もう一歩のところで雲に覆われてしまう。

後は室堂山側に下った。

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(イワイチョウの黄葉がすすんでいる。確実に秋)

仲間と別れたあとは、昼食をとって付近を散策する。
室堂では「立山フェスティバル」開催中。

登山客よりも観光客が多いせいか、各ブースの盛り上がりは今一つである。ただし、継続は力なり(去年も同じことを言っていたかなあ)。もっと、宣伝しましょう。

展示されているテントをじっくり観察。
次回の候補と考えている銘柄は、生地が薄く、グランドシート必須である。四隅の補強も必要か?
もうしばらく考えてからの購入となりそうです。

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(天狗平で、睡魔に襲われる)


道端で、無造作にお昼寝させて頂いた。
日頃の疲れが消えてゆくのを感じる。

プチ山歩きでしたが、良い気分転換になりました。

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