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2012年8月 7日 (火)

白馬三山:花とビールと温泉

白馬三山

8月4~6日

この季節、花を狙って山に入ることにしている。
今年は、残雪が多く、高山植物の開花は遅れているとのこと、よって、この時期がベストと判断し、計画を立てた。
今回は、山仲間に娘を加えてのパーティーである。
のんびりと「花を楽しむ」がテーマである。
山域は白馬と決めていた。
幸い、お天気は良さそうだ。


4日(1日目)
当初は栂池から入る予定であったが、到着時刻が遅くなるため、猿倉から大雪渓をつめることになった。
落石のリスクを避けるため、最近は通らぬように意識していたルートである。
このため、ここを通るのはお久しぶりである。

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(天候に恵まれた)

気のせいか、いつもより転がっている落石の数が少ないような気がする。

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(岩室上部から俯瞰、かなたに高妻)

大勢の方が登ってくる。

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(上部は高山植物が盛りであった)

雪と空と花と岩、コントラスト

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(杓子岳は角度によって全く違う表情を見せる)

花は盛り。
狙い通りのタイミングであった。
20年ほど前、この道はずいぶん荒れていた。
15年ほど前、植生の保護に力が入れられていた。



植生はかなり回復している。
努力は実っている。やはり、積み重ねは大切である。

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(大岩、氷河の痕跡)

本当に、良い日より、良い花、山である。


午前中に幕営。
白馬岳に登頂後は、白馬山荘で、生ビール。

その後、
テント場で、ピザを焼いてビールにワイン。
大岩の上で、山々を眺めながらお昼寝。

幸せである。



5日(2日目)

日の出前に、出発。
良き場所で日の出までの時間を楽しむ。

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(白馬山荘近くの稜線に、ご来光待ちの人々)

丸山周辺も大勢の人々。
待つことに同じだけれど、
それぞれのシルエット、
それぞれの人生、想いを持ちながら陽の光を待っている。

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(今日もヨガアケル)

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(振り返れば、立山と剣が浮かんでいる)

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(陽の光を浴びながら稜線を行く)

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(杓子岳から見た杓子尾根、脆い岩、雪があればこそ)

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(鑓ヶ岳の西斜面は、礫とハイマツ)


これらの礫は、どのように砕け、積み上げられたものなのか?

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(傾いてみる)

鑓温泉へと下る。
大雪渓上部の花畑よりも明らかに厳しい環境の中、様々な花たちが息衝いている。

所により、チングルマやハクサンコザクラが咲き乱れている。
やはり雪解けが遅れている。


足場の悪い難所を慎重に下り、
午前中に鑓温泉に幕営、
ビール、温泉、そしてビール。
温泉。

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(毎年、組み立てられている小屋。フロントに露天風呂)

鑓温泉は、何度来ても変わらぬ風情がある。
決してスルーできないspotなのである。


6日(3日目)

今日も早い時間に出発。

いくつもの雪渓や崩落地をトラバースし、杓子沢を越えてから大岩上で朝食をとる。
(まずは危険地帯を脱するのが先決)

以降、花をめでながら、ゆっくりと下山。


下山後も温泉。

実に良い山でした。


追記:
・雪解けが遅かったせいか、一度に開花期を迎えたようである。おかげで、多様な花を楽しむことができた。娘も満足そうである。次は、山の良さばかりでなく、厳しさも伝えねばと考えている。
・花に詳しいメンバーがいたので、解説をききながらじっくりと山を楽しむことができた。良い時間となった。

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コメント

素晴らしい山行!
6月に周遊した時は残雪も多く、道迷いやら滑落やらで散々な目に逢いました。
「ビール、ときどき山」というリズム感。その余裕がもたらすものって、大きいですね。
自分もいつか、娘とのテン泊を夢見て、精進していきたいと思いまする・・・

投稿: カケヒ | 2012年8月10日 (金) 12時40分

>カケヒさま

コメントありがとうございます。
山の楽しみ方は色々あって、それぞれのスタイルを楽しみたいものです。とても短い花の季節は、のんびり楽しむのが得策と判断した次第。


また、何より「山での冷えたビールはうまい」のでござる。

行動中のアルコールはマル禁ですので、泊まるのが前提となります。そんな、理論も働いていますな(笑)。


娘さんとのテン泊、楽しみですね。ぜひ、ぜひ。

投稿: shuntasan | 2012年8月10日 (金) 20時46分

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