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2012年8月の3件の記事

2012年8月26日 (日)

金山・天狗原山:ブナの急登すばらしいお花畑

金山・天狗原山

2012年8月26日

1泊でアグレッシブな山行をと考えていたが、雑務が終わらず、土曜は自宅でパソコンの前で悩んで終わってしまった。もう少し語学力があればなあ。

翌、日曜は何が何でも山に入るぞと意気込んでいたが、2時間も寝坊してしまった。
登山口の出発時刻は7時をまわっていた。

行く先も思いあぐねていたが、この暑さである。登山口の標高は1000m以上と決めていた。金山はかつてから、訪れてみたいと願っていたのだ。



最初の30分間は我慢の急登である。それでも、ブナの森を歩くのはとても気持ちが良い。

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(大好きなブナの森)

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(水場あたりのブナは実に立派である)


気温は20℃ほど、これ以上上昇すると、苦しい登りとなりそうである。
汗が噴き出してくる。むしろ、帰りが我慢の道のりとなりそうである。


木々がまばらとなってくる。

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(トリカブトはこれからが見ごろ)

花の密度が増してくる。

笹原の天狗原山には9:30頃に到着。

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(頂上のお地蔵様はお花畑の中、とても良い場所に置かれている)

天狗原山から金山にかけて、見事なお花畑が点在していた。
ここって、とても良い場所ではないですかぁ!!

写真をたくさん撮りました。

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(何種類あるのか?)

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(しばらくは楽しめそうである)

所によりハクサンコザクラやチングルマが花盛りで、雪解けが遅れていたことが伺える。ミヤマキンポウゲ、ウサギギク、シナノキンバイ、ハクサンフウロ、イブキトラノオとにかく多数咲いていた。この時期に来たのは大正解である。来年は、こんなわけにはいくまい。

金山頂上には10:15頃に到着。
そのまま、雨飾山まで足をのばすことも考えていたが、標高の低い雨飾山は、かなり暑いに違いない。
夏バテが悪化するのは避けたい。
下山と判断。

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(金山から戻る稜線)

途中から気温は25℃以上となる。発汗量が半端ではない。
この時期の大猫山を思い出す。
水の消費量は下りの方がはるかに多かった。

12:30に登山口に、雨飾山荘で、入浴、蕎麦、フリー。
最高でござる。

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(携帯から転送、少し食べた後でごめん)

糸魚川、コンビニで「白くま」のストロベリーを購入。
実は好物なのである。

とにかく満足。


追記:
・金山から焼山に向かう登山道の笹藪は刈りはらわれていた。火打からぐるりと周遊できそうである。涼しくなったら、訪れてみます。
・雨飾山荘は、清潔で対応も丁寧。お湯も良かった。いつか宿泊してみようと思う。
・雨飾山や火打山が百名山なのに、なんと不遇な金山、名前にインパクトが欠けるせいでしょうか?
・とっても良い山であるが、ブナタテ尾根の地道な登りを楽しむには、山の経験が必要かもしれない。
・本日の登山者は、車6台、うち5台が単独。静かな山でした。

 

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2012年8月22日 (水)

金峰山とプチ小川山:娘とたき火

2012年8月18・19日

金峰山(プチ小川山)

今年は、良い天気が続きますね。
先の白馬の後、娘は帰京してしまったが、
土日は時間があるとのこと、山梨の小淵沢まで呼び出して、一緒に山歩きをすることにした。

今回はどこにするか?
前回はこれ以上のない花の山であった。

これに対抗できるのは、「たき火」ぐらいである。また、山の楽しみ方に岩遊び(クライミングやボルダリング)なるものがあって、人々が大いに楽しいんでいる様子も見せたかった。


しかるに一日目は、たき火が許される「廻り目平キャンプ場」にテントを張って、岩屋さんが遊んでいるのを見学することにした。2日目は、上流へ遡り、百名山・金峰山をピストンすることにした。


18日

予定通り、山梨・小淵沢駅で落ち合い、八ヶ岳のすそ野を回り込む。川上村は長野県である。一面のレタス畑、間違いなくレタスがこの地域そのものを支えている。

途中のナナーズNANA'Sで食材を仕入れる。地元の新鮮な食材が手に入る。娘とは「うまいもの食べよう」で意見が一致、長野県産和牛やプラムを入手。


キャンプ場にテントを設営し、早速、焼き肉パーティーである。色々調理して楽しんだ。

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(霜降り)

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(1峰から見下ろしたテント場・パーキング)

青空が広がってきたので、周辺を散策する。パノラマコースを行く。屋根岩1峰に登ったとこで、雷接近、急ぎ下って岩屋に避難したところで、かなり激しい雷雨。しばし、停滞。

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(小川山の岩峰たち)

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(丁度良い場所に岩屋があった)

雨宿りも娘となら楽し。


テントに戻って。夕食そしてたき火。(薪は小屋で購入、集める暇はない)


たき火の炎を見ているとなぜか落ち着く。なぜだろう。あたたかな放射熱のせいか、身を守ってくれるような安心感。

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(久しぶりに薪をくべる)

火をおこすという行為は、人類の生業であったろうが、今や特殊な行為となっている。娘は100円ライターに着火することさえできなかった。マッチはどうであろうか?



19日

朝は明るくなってから出発。
林道をゆく。

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(高度成長期の遺物、里にもどれなかった)

右岸にわたり尾根道に入ると、よく整備された登山道であることが分かる。
地元の方の地道な努力がうかがえる。

針葉樹の苔むした道のりである。

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(しっとりとした針葉樹林の道)

北アルプス界隈とは、一味違う森の雰囲気を楽しむ。

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(多様な蘚苔類、樹木の実生)

この地域は、粘土質の土壌が見当たらない。
降雨後も歩きやすい。

ただ、肥沃度に乏しい土壌なのだろうか?
樹木の下草は少なく、植物の多様性に乏しいように感じた。


山小屋から上部は、森林限界。
頂上そして五丈岩。
五丈岩はなかなかの風格で、一見の価値がある。巨岩、信仰の対象となるのは必然。
(写真は、その存在感が表現できないので割愛)

残念なのが、落書きが彫り込まれていること、書いた本人は一生それを背負うことになる。おそらく、昭和30~40年代のものであろう。(違うかも)
成長に忙しい時代だった。


昼食をとって、下山。
昼過ぎにはテントに戻った。


川上村の峠で蕎麦を食し、「もみの湯」まで長距離移動して良いお湯を頂いた。
今回も実に良い山でした。

追記:
・頂上はそれなりの混雑であったが、金峰山の登降中、登山道ですれ違ったのは10名程度、実に静かな道であった。静かにのんびり派には、おすすめのコースである。
・針葉樹の森は、様々な針葉樹が・・・、シラビソ、オオシラビソ、コメツガ、チョウセンゴヨウ、カラマツ・・・。針葉樹の名前を憶えないとね。
・金峰山小屋はこじんまりとした手入れの良い小屋である。外から見ただけだけど、大切に管理されているのが分かる。黒いラブラドールがお待ちかね。熊か!と一瞬びっくり。彼なら、熊を追い払ってくれそう。静かな守り主。

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2012年8月 7日 (火)

白馬三山:花とビールと温泉

白馬三山

8月4~6日

この季節、花を狙って山に入ることにしている。
今年は、残雪が多く、高山植物の開花は遅れているとのこと、よって、この時期がベストと判断し、計画を立てた。
今回は、山仲間に娘を加えてのパーティーである。
のんびりと「花を楽しむ」がテーマである。
山域は白馬と決めていた。
幸い、お天気は良さそうだ。


4日(1日目)
当初は栂池から入る予定であったが、到着時刻が遅くなるため、猿倉から大雪渓をつめることになった。
落石のリスクを避けるため、最近は通らぬように意識していたルートである。
このため、ここを通るのはお久しぶりである。

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(天候に恵まれた)

気のせいか、いつもより転がっている落石の数が少ないような気がする。

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(岩室上部から俯瞰、かなたに高妻)

大勢の方が登ってくる。

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(上部は高山植物が盛りであった)

雪と空と花と岩、コントラスト

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(杓子岳は角度によって全く違う表情を見せる)

花は盛り。
狙い通りのタイミングであった。
20年ほど前、この道はずいぶん荒れていた。
15年ほど前、植生の保護に力が入れられていた。



植生はかなり回復している。
努力は実っている。やはり、積み重ねは大切である。

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(大岩、氷河の痕跡)

本当に、良い日より、良い花、山である。


午前中に幕営。
白馬岳に登頂後は、白馬山荘で、生ビール。

その後、
テント場で、ピザを焼いてビールにワイン。
大岩の上で、山々を眺めながらお昼寝。

幸せである。



5日(2日目)

日の出前に、出発。
良き場所で日の出までの時間を楽しむ。

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(白馬山荘近くの稜線に、ご来光待ちの人々)

丸山周辺も大勢の人々。
待つことに同じだけれど、
それぞれのシルエット、
それぞれの人生、想いを持ちながら陽の光を待っている。

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(今日もヨガアケル)

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(振り返れば、立山と剣が浮かんでいる)

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(陽の光を浴びながら稜線を行く)

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(杓子岳から見た杓子尾根、脆い岩、雪があればこそ)

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(鑓ヶ岳の西斜面は、礫とハイマツ)


これらの礫は、どのように砕け、積み上げられたものなのか?

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(傾いてみる)

鑓温泉へと下る。
大雪渓上部の花畑よりも明らかに厳しい環境の中、様々な花たちが息衝いている。

所により、チングルマやハクサンコザクラが咲き乱れている。
やはり雪解けが遅れている。


足場の悪い難所を慎重に下り、
午前中に鑓温泉に幕営、
ビール、温泉、そしてビール。
温泉。

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(毎年、組み立てられている小屋。フロントに露天風呂)

鑓温泉は、何度来ても変わらぬ風情がある。
決してスルーできないspotなのである。


6日(3日目)

今日も早い時間に出発。

いくつもの雪渓や崩落地をトラバースし、杓子沢を越えてから大岩上で朝食をとる。
(まずは危険地帯を脱するのが先決)

以降、花をめでながら、ゆっくりと下山。


下山後も温泉。

実に良い山でした。


追記:
・雪解けが遅かったせいか、一度に開花期を迎えたようである。おかげで、多様な花を楽しむことができた。娘も満足そうである。次は、山の良さばかりでなく、厳しさも伝えねばと考えている。
・花に詳しいメンバーがいたので、解説をききながらじっくりと山を楽しむことができた。良い時間となった。

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