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2011年4月の5件の記事

2011年4月30日 (土)

浄土山:想定外の荒天

2011年4月29日
浄土山

しばらく天候不順が続いたので、高所では降雪があったはずである。真っ新な雪に、トレースを刻むべく、今日も立山に入った。今回は、同行した友人が雪山歩き未経験であったため、比較的危険の少ない浄土山を目指すことにした。天気が良ければ、眺めは抜群のはず?であった。

立山駅に、早い時間に着いたものの、バス路線の除雪作業のため運休中。2時間ほど駅構内で待つことになった。このため室堂を歩き始めたのは、10:00頃となった。今日の天気予報は曇り時々晴れ、午後には陽も差して良い景色が堪能できるはずであった。

室堂山を登る。20~30cmほどのラッセルである。最初は数百メートルの視界が確保されていたが・・・。

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(真っ白な雪面を登ってゆく)

しばらくゆくと、完全なホワイトアウト状態に陥る。ヤバヤバでござる。GPS片手に、浄土山へ取りつく。夏道のやや左手、雪崩の危険が少なそうなルートを選んで登ってゆく。次第に風が強くなってゆく。所々岩が露出している最後の急登を這い上がる。
同行者には、きつかったかなあ(反省)。
風雪厳しく、厳冬期の様相である。ゴーグルが出番となる状況となりました。指先も冷えた。この先、一ノ越まで行くつもりであったが、来た道を引き返すこととした。

室堂まで下っても、やはり視界なし。
この後、「みくりが池温泉」で日帰り温泉を頂いて、ぽかぽかに温まった。硫化水素の危険な香りがする小生好みの温泉らしい温泉で、最高であった。大満足。機会があれば、小屋にも泊まってみたい。

お疲れ様でした。

追記:
・お天気予報はハズレであった。
・反省点、同行者のためにザイルを持参すべきであった。
・今回、アルミの12本爪アイゼンを使ってみました。そのうち、コメントします。

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2011年4月17日 (日)

国見岳・天狗山:夏には入れないのでこの際、雪稜歩き

国見岳・天狗山

2011年4月17日

立山黒部アルペンルートが、16日に全線開通したとのこと。本日はすこぶる良い天気との予報。新しいトレースを刻むべく、入山することにした。立山駅7:30のケーブルを使い、9:00頃に室堂を出発した。今日のルートは、国見岳・天狗山を縦走し、弥陀ヶ原に下りるというものである。登山道が無いため、積雪期にのみ許されるルートである。

16日の室堂周辺は強風のため、野外活動が困難であったとのこと、おかげで踏み跡の無い真っ新な雪面を歩くことができた。

室堂山へと登り上げてゆく。

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(左手浄土山上空の太陽が眩しい)

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(これから向かう国見岳)

国見岳は、北側から見ると真っ白な雪山であるが、反対側のカルデラ側はむき出しで、現在も崩落しているように見える。

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(剣・剣御前を望む)

実に眺めが良い。

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(カルデラ側は切れ落ちている、正面が鍬崎山、遠くに白山)

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(ザラ峠と五色が原のはるか向こうに槍ヶ岳)

国見岳には10:15頃到着。歩きが不安定であった。良く考えてみると、今年、初めてのアイゼン歩行である。

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(国見岳から見た天狗山、左に落ちてはいけない)

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(国見と天狗の鞍部でお会いしたスノーボーダー、風景を満喫している)

実に良い天気である。眺めが良いので、先に進めない。

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(飛行機雲を良くみる一日であった)

天狗山の取りつきの急な斜面を慎重に登る。

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(振り返り見た国見岳、左は雄山)

その先、しばらくやせ尾根が続く。ここが、今日の核心部であった。

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(細尾根を振り返る。鬼や獅子もかっこいい)

天狗山頂上には11:20に到着、狭いのでのんびりしてられない。
ここを通り過ぎれば、あとは特に難しい場所は無い。

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(気持ちの良い雪稜歩きである)

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(さらに弥陀ヶ原方面へと下ってゆく)

延々と、右下下がりの斜面を歩いてきたので、右足が疲れてきた。ようやく、13:00頃、弥陀ヶ原に到着。バスを拾って、その後、立山駅には14:15着。砂防博物館前のお店でソフトクリームを食す。

下山後は「森の雫」で温泉を頂いて、大満足の一日であった。

追記:
・もっとのんびり歩けば良かった。
・天狗山の山頂付近は、雪の状態によっては難度が高まると予想される。
・雪の大谷で17m、弥陀ヶ原で4-5mの積雪、美女平にもそこそこの雪があった。また、遊びにきます。

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2011年4月13日 (水)

千石城山:まんさく、剣、かもしか、蛙の卵塊

2011年4月10日

千石城山

前夜、アイゼン・ピッケルをパッキングしていたが、今日も娘が付き合ってくれるとのこと。娘と過ごす時間は最優先であるので、予定を変更して手軽な山を選定した。お天気が良いので、剣岳を眺めに千石城山へ行くことにしたのだ。

10:30頃、剣親自然公園管理棟より少し上の駐車場から歩き始めた。展望台のあるあたりからは終始雪の上を歩いた。とは言え、予想よりも雪は少なく標高600m以下は、所々雪が切れていた。
稜線にむけて、自然林の谷筋を気持ちよく登り上げてゆく。

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(気持ちの良い場所である。娘もご機嫌である)

稜線に出ると、早月川のむこうに大倉山や北方稜線の山々と対面する。
稜線を北に向かう。ナラ枯れした木々が痛ましい。

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(ナラ枯れわびし)

頂上には、11:40に到着。剣岳の眺めがすばらしい。他の登山者も満足そうである。

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(剣岳ほか、今年も行こう)

良い天気、無風、眺めは最高。食事をとったり、寝転んだり・・・のんびりさせていただきました。
せっかく残雪期に来たのだから、下山はフリーのルートを選択する。西(ダム湖側)に向かって、尾根沿いを下ってゆく。本来なら、スキー場跡に下れるはずである。

ずんずん下ってゆくが、雪が所々切れており、自然と雪が豊富な右の谷筋に誘導される。何度か修正を試みたが、斜面の急な方向に誘導されてしまう。雪が薄く、ほしい場所の雪が切れていたりして、娘にとっては、もはや危険と判断し、標高580mあたりから少し登り返して南に進路を大きく変更した。

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(途中で出会ったケモノ、糞はそこらじゅうに散在)

時に藪をこぎながら、なだらかな斜面を下ってゆくと、展望台のある広場に降り立つ、以降、林道沿いに下って14:20頃に駐車場にたどり着いた。公園内の湿地にあった蛙の卵は分化を始めていた。春である。

追記:
・手軽に楽しめる山である。
・所により雪が切れており、下山時はルート選定に気を使った。残雪期の面白い点ではあるが、娘はスリルを楽しんだようである。なんだか、余計なことを教えてしまったような気がする。まっとうな人生を歩いてほしい。
・まんさく、蛙の卵の写真は割愛しました。

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2011年4月10日 (日)

今日見た春の花

2011年4月10日

暖かな春の日差しが注ぐ一日であった。

本日出会った花木をいくつか紹介します。

まず、残雪期の山で最初に見かける花。
少々花弁数が少ない個体ですが、こんなものなのでしょうか?

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(千石城山で見たまんさく)

この程度のボリュウムのほうが、可憐な感じがします。

そして、この季節の花といえば勿論。

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(常願寺公園のさくら)

八分咲きといった状況でしょうか。以下、すべて常願寺公園にて。

同じ時期に咲く花といえば、

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(もくれん)

満開である。以降は存在を感じさせない花木です。



ありふれた花木ではあるが、手入れが良いとこんもりとした群落となる。Dsc_04982

(れんぎょう)

黄色が新鮮である。

これは、よく知らない花ですが・・・。

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(土佐水木:とさみずき)

名前のとおり、高知県に自生しているとのこと。



これからが、盛期となる・・・。

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(ゆきやなぎ)

春ですねえ。千石城山については、後日。

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2011年4月 5日 (火)

城ヶ平山・ハゲ山:穴ぽこ好きである

城ヶ平山・ハゲ山
2011年4月3日

当初はカリカリした斜面をと思ってアイゼン・ピッケルを準備していたが、就寝する時間が遅くなり、早起きは不能。疲れもあって、昼からの行動とした。今日は、娘が付き合ってくれるとのこと。それなら、雪上ハイキングと思い、行き先を変更して手軽な山域を選んだ。
登山口をどこにするか決めあぐねていたが、成り行きで浅生の登山口から入ることにした。浅生へは大岩側から入ったが、これで正解、浅生と西種間は除雪されていなかった。

12:00出発、登山口から稜線までは終始雪の上を歩くことになる。
休耕田を通り抜け、谷筋の杉の人工林を登ってゆく。

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(谷筋の人工林、ほどなく尾根に)

ほどなく、鞍部・尾根上に這い上がる。左に行くと城ヶ平山(茗荷平山)、右に行くとハゲ山である。まずは、城ヶ平山へと向かう。ナラ枯れした木が倒れていたりして、薮っぽい場所もあるが、難なく通過して12:50に頂上に到着。富山平野が一望できる。ただし、剣岳は雲の中。残念。

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(城ヶ平山の頂上に到達)

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(この季節、木の根元の穴ぽこが面白い)

昼食をとって、引き返す。ハゲ山まで行かねばなるまい。理由は「ハゲ山」であるから・・・。ここまできたら登らねばならない山名である。幾つかの広葉樹林帯のピークを越えてゆく。

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(気持ちの良い樹林帯でござる)

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(時折、ご苦労な木があったりする)

なかなか良い場所である。ニセピーク、峠山をこえ、さらに進んで14:20にハゲ山に到着。しばし休んで戻ることにする。

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(帰り道の峠山)

サクサク下って樹林帯を抜けたあたりで、担いできたワカンを娘に履かせてみる。ご機嫌である。自分で片方のワカンを踏みつけて、何度か転んだが、楽しげである。こちらも楽しい。

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(杉と穴ぽこ)

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(里山の雪山歩きも面白いものである)

15:30登山口に到着。
実に楽しい山歩きでった。付き合ってくれた娘に感謝。

この後、大岩の食堂にて「大岩そうめん」を食す。娘は「にゅうめん」を選択。その後、参道を登って、大岩日石寺に参拝し、なにかしら注入。充実。
実に良い一日となりました。

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(大岩そうめん、かけそうめんであった)

追記:
・終始、つぼ足で楽しめた。次回は、もう少し雪深い季節に、スノーシュー持参で来てみたい。
・大岩山参道で足の短い犬に遭遇。ここのマスコット犬?のようである。同じ犬か定かでないが、雪の城ヶ山頂上で遭遇したとの報告もある。たいした行動力である。

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