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2010年7月の3件の記事

2010年7月26日 (月)

戸隠山:誠に蕎麦好きである

2010年7月24日(土)

梅雨が明けてから、連日猛暑が襲い、午後になると山は濃い雲に覆われている。天気予報を吟味した結果、中部地域の高所山岳は、いずれも「晴れ一時雨か雷雨」となっており、下界の各地でも雷注意報が発令されている状況にある。日曜は仕事があるので、土曜の日帰りとし、天候が安定している午前中に下山できる場所を探した。
低山は、暑くて登ってられない。せめて、2000m級をと選んだのが、戸隠山である。戸隠(高妻)へは先月行ったばかりではあるが、また、蕎麦を食べに出かけることにした。

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(早朝の杉並木、日中は多くの観光客が歩んでいる)

戸隠神社奧社入口の駐車場で車中泊し、朝の4:50に出発した。静かな杉並木の参道が気持ち良い。5:20に登山届けを提出して、いきなりの急登である。すぐに、汗が吹き出してくる。半ズボンにすべきであった。

6:00頃、百間長屋に至るが、その後、急な鎖場が連続する。鎖を使わないことを宿題にしていたが、2度ほど掴んでしまった。岩は凝灰質集塊岩という岩らしく、ホールドは比較的豊富なのだが、掴んだ石がポッコリ剥がれそうで信用できず、ほぼ完璧な3点保持でよじ登った。

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(本格的な鎖場となってきた。砂岩に埋もれた石が剥がれそうで怖い)

6:50、核心部である「蟻ノ塔渡」に取りかかる。右下にトラバースするルートもあるが、当然、尾根上を選択する。ただし、全行程を立って歩くのは「阿呆」であるので(ザイルで確保されているなら、やってみても良い?)、手も駆使しながら通過した。存分ににスリルを楽しんだ後、少し登ると八方睨である。7:15に到着したが、混雑時にはもっと時間が掛かるだろう。

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(振り返り見た蟻の戸渡と飯縄山)

以降、戸隠山、九頭竜山を経て、一不動へと降り立った。途中の稜線沿いは、右手が断崖で緊張するが、崖にはギボウシほか種々の草花が咲いており、心を癒してくれる。登山道の藪が刈り払ってある。ご苦労に感謝しつつ、進んでゆく。一不動には、8:50頃到着。後続の登山者は、このまま高妻山へ行くという。十分に時間があります。頑張ってください。
小生は、このまま沢を下って、戸隠牧場に入った。牛、馬、山羊、そして豚?が放たれている。10:10に牧場入口にある蕎麦屋に入り、テラスでざる大盛を食す。吹き抜ける風が気持ち良い。以前からこの席で、くつろいでみたかった。

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(ざる大盛り)

十分にくつろいだ後、キャンプ場口からさかさ川歩道を通って、駐車場へと戻る。花の写真など撮って遊ぶ。この周辺は水芭蕉の季節が良い。野鳥も多い。また来ます。

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(名も知らぬ)

奥社入口の茶屋で熊笹ソフトを食し、車に戻ったのは12:00であった。
下山後は、登山口の偵察がてら妙高に転戦し、赤倉温泉の「滝の湯」で汗を流した。刺激的なお湯であった。露天風呂のみで、洗い場も戸外、冬は寒そうである。

燕温泉の手前駐車スペースは、登山客の車でいっぱいであった。妙高山への登山口を確認して、帰路についた。また来ますね。

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2010年7月22日 (木)

薬師岳・黒部五郎岳:ピストン・ぴすとん

2010年7月18・19日(日・月)

3連休であったが、突然の梅雨明けに心と体の準備ができていなかった。金曜は仕事で帰宅が遅くなり、行く先も決めずに眠ってしまった。結局、出遅れてしまい、日曜に折立から薬師岳を日帰りすることとし、月曜は予備日にする予定をたてた。あまりにも、創造力に乏しいプランである。

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(折立のテント場、広くて気持ちが良い。無料)

18日
前日に折立に入り、車中泊して5:10に出発した。涼しい時間帯にグングン高度を稼いで、3時間ほどで、太郎平にたどり着いた。黒部源流の山々が出迎えてくれる。

少し休んで、薬師岳へと向かう。少し降って、気持ちよさそうなテントサイトを横切り、沢を登ってゆく。テントを持参しなかったのを強く後悔した。9:50、改築中の薬師岳山荘にたどりく着いた。2階建ての立派な小屋に大変身である。8月1日に、オープンとのことであったが、間に合うのだろうか?内装も外装もこれからである。

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(青空の下、てくてく登る)

穂高、槍などの眺めを楽しみながら登ってゆく。赤牛岳が長大なのがよく分かる。逃げ場の無いルートに見える。

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(やがて這松も消える)

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(薬師岳東南稜と黒部源流、槍穂高、笠、山々)

偽ピークのシェルター?を過ぎてしばらくゆくと頂上である。11:15に到着。立山や剣岳とご対面である。

来た道をノンビリ降って、太郎平に13:25に戻った。良い季節に良い天気、このまま下山するのは実に勿体ない。小屋はさほど混雑していないという。即、チェックイン。午後は、ビールを飲みながら小屋前のベンチで日向ぼっこして、まったりと過ごした。最高!

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(午後には雲がもくもく)

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(夕日が沈む)

夜、大部屋には、酩酊したおじさんが1人いて、みんなに迷惑をかけていた。耳栓を車に忘れきたのが失敗であった。

19日
翌朝、4:10に小屋を出発し、黒部五郎岳へと向かった。本日もすこぶる良い天気である。5:30に北ノ俣岳に到着。たおやかな山容は、小生好みである。右手には、御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳が並んで雲海の上に顔を出している。

五郎の斜面をジグザグに登り、分岐を右手に進むと黒部五郎岳のピークである。8:05に到着。

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(五郎のカールには未だ雪が残る)

このペースであれば、余裕を持って折立に戻れるだろう。風景を楽しみながら、来た道を戻る。北ノ俣岳では、小屋でもらった弁当を食す。笹の葉ちらし寿司である。美味しく戴いた。

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(もらった弁当、ボリュウムも十分。ただし、これではサヤエンドウを食べ忘れる人がいると思う)

12:30に太郎平に戻る。今日の行程はなだらかではあったが、時間はたっぷりかかってしまった。

少し休憩をとって、サクサク降った。折立までは2時間弱の行程であった。下界はかなり暑い。登山口の自販機のコーラが売り切れていた。ゆるさん。

下山後は、富山市内にある日帰り温泉、長八温泉「花の湯館」で汗を流した。黒褐色のお湯は肌触りが良く、小生のお気に入りの場所である。疲れた時に立ち寄る事が多い。ここのお湯には、いつも癒されるのである。富山インターにも近く、富山の回転寿司とセットでおすすめである。

追記:今回は、薬師岳と黒部五郎岳をそれぞれピストンすることになった。これまで、これらの山は縦走することばかり考えていたので、ある意味、新境地、思いがけない行程を楽しむことができた。

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2010年7月11日 (日)

霧ヶ峰:さわやかさわやか

2010年7月10日(土)

今年の梅雨は本物で、休日はぬかりなく雨が続き、山に入ることを許してくれない。その油断した瞬間を狙って、山歩きを楽しんできた。時はニッコウキスゲのシーズンである。山のガイド本をパラパラめくって、群落が見事な(はずの)霧ヶ峰を選んだ。27年前にオートバイで訪れて以来である。懐かしい。
今日は家内を誘ってのお出かけある。彼女は、山の装備を所有していないため準備に手間取ったが、娘たちの装備を拝借して急ぎ体裁を整えた。ちなみに、彼女の履き物には長靴を選んだ。梅雨時の山歩きは、長靴がベストである(ただし、ソールの形状に注意)。
登山口を出発したのが、9:15。まずは気象観測ドームのある車山に向かって、ゆるゆると登ってゆく。家内は、バードウオッチャーである。よって、野鳥を発見した時点で、双眼鏡をのぞき込み、彼らが飛び立つまでその場を離れない。このため、終始、のんびりとした山歩きとなった。おかげで、汗で衣服を濡らすこともなく、さわやかな高原を満喫することができた。

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(蝶々深山へと向かう)

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(雲の写真を撮りながらのんびり進んでゆく)

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(ころぼっくるヒュッテが見える。良い場所に建てたなあ)

期待していたニッコウキスゲがちらほらと咲いている。大群落を期待しながら歩いてゆくが、結局、一度も出会うことが無かった。開花時期をはずしてしまったのか、個体数そのものが少ないのか?

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(しかし良い日よりである。空・雲が良い)

蝶々深山を経由して八島ヶ原湿原へと向かう。思ったほど花は無かったものの、さわやかな風、雲、草原、実に気持ちの良い山歩きである。

 

ちなみに、誰が書いたのか、車山頂上付近の大岩の大矢印(その先は崖)、物見岩の矢印と大文字(落書きか?)、これは犯罪だと思う。

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(物見岩の赤ペイント、痛ましい)

八島ヶ原湿原の周辺には木道が整備されているが、この木道が実に見事であった。良い職人によって、丁寧に造られている。日本一ではないだろうか?

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(湿原の向こうに車山)

八島湿原から沢渡にかけて、たびたび途中棄権を申し出ていた家内をなだめながら、車山肩に辿りついた。楽しかった。次回は、雪のある季節に訪れたい。

下山後は、諏訪湖畔にある「片倉館」で温泉を戴いた。千人風呂という立って入る深い浴槽が有名である。レトロな洋風温泉、かつては多くの女工さんたちが汗を流したという。歴史的な文化遺産でもあり、一度、行ってみる価値ありですぞ。

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