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2010年5月 7日 (金)

別山・雄山・奧大日岳など:雷鳥沢を起点にぐるりん

2010年5月1~3日

今年のゴールデンウイークは、すばらしく天気が良いらしい。仕事もうまく調整できて、じっくり楽しめる連休となった。ただし、今シーズンはブランクが長く、体が出来ていない。大きな負荷には耐えられそうもない。と言うわけで、先週に続いて立山に入山し、雷鳥沢に幕営して周辺の山々を楽しんだ。

5月1日
6:00前には立山駅に着いたが、混雑+ルートの除雪作業のため、ケーブルに乗れたのは8:45頃であった。室堂はすでに大変な人出である。前日降った雪に、新たなシュプールを刻むべく,、多くのスキーヤー(スノーボーダー)が列をなし、山々に登ってゆく。

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(浄土山に登るスキーヤーたち)

今回の幕営装備は60Lザックには収まりきらず、これに28Lザックをタンデムに背負うことになり、重々しい装備となった。パッキングが下手で、しかも余計な装備が多いのである。雷鳥沢が近いこともあって、重量を気にせず詰め込んだのが、最終日、大いに苦しむことになる。

雷鳥沢に幕営後、室堂乗越に取り付いたのは午後になってからである。当初の予定では、本日のうちに奧大日岳に登頂する予定であったが、出遅れて時間に余裕が無い上、雪が腐ってきており、モチベーションが上がらなかった。幾つかの小ピークを越えた時点で引き返すことにした。

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(大日岳へと向かう尾根)

室堂乗越付近から立山川に向かって何人かのスキーヤーが次々に雪崩を引き起こしながらドロップして行った。先に降りた一人が雪崩に巻き込まれていた。アドベンチャーである。真似が出来ない。

テント泊は寒さが心配であったが、夏用シュラフ(モンベル#4と#3)の二枚重ね、シュラフカバー、厚着でぐっすり眠ることができた。

5月2日

6:00に出発、別山乗越を目指す。稜線からは剣沢とその向こうに剣岳を望むことができる。写真撮影に時間が取られる。別山から剣岳をズームで撮影し、拡大して見ると、別山尾根ばかりでなく源次郎尾根、八ツ峰にも登山者が取り付いているのが分かる。

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(源次郎尾根と八ツ峰、登山者が見える。9:00撮影)

真砂岳の付近は、いつ来ても風が強い。寒くなったので、グローブを厚手のものと取り替えた。富士ノ折立では東壁を登るクライマーを眺めながら雪壁を登ってゆく。トレーニングのため、難しいルートを選んでみる。面白い。雪山シーズンの最初にやるべき作業なのだが・・・。

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(富士ノ折立と剣岳遠景)

大汝山周辺で小一時間遊んでから降ることにする。雄山は西側を巻いてゆくトレースがあったが、社裏の壁をガシガシと直登してみる。

一ノ越山荘で缶ビールを購入し、雷鳥沢に向けて一直線で降って行く。途中、眺めの良い場所で大休止、ビールがうまい。来て良かったとしみじみ思うのであった。

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(幕営地と奥大日岳)

しかし、あんなにいたスキーヤーはどこに行ったのだろう。

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(日は暮れてゆく)

5月3日

6:10に出発、もはや山は踏み後だらけである。正しいトレースなど無いに等しい。適当に、取り付いて稜線を進んで行く。奧大日岳稜線は雪庇の発達が著しい。シュルントも口を開けている。その谷側を選んで進んでゆく、8:15に奧大日岳に到着。振り返ると、立派な雪庇の側を歩いて来たのが分かる。

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(奧大日岳の雪庇と立山)

降りるのは勿体ないが、雪が緩む前にと降ってしまう。

幕営地では2時間以上もかけて撤収作業を楽しんだ。良いお天気で、装備一式、みんな乾いて気持ちが良い。もう一泊したい。けど、明日もこんなお天気とは限らない。

装備が重く、室堂平までの登りが苦難の道のりであった。(ここに来るたび言っている)

室堂ターミナルは大変な混雑であった。バス待ちの最後尾は、3階まで届きそうである。じっと耐えて、16:00前に立山駅にたどり着いた。下山後は改称「グランドサンピア立山」で温泉を頂いた。

最後に感想:

①天候に恵まれた実に良い山行でした。のんびり歩くのも良いねえ。

②デジイチを首からぶら下げて歩いたが、はっきり言って邪魔である。

③若い登山者よりもベテラン登山者の方が、マナーが悪い場合が多い。

④雷鳥沢幕営地では、便所で小便してほしい(水洗トイレがあるよ)。周辺に痕跡多数。

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