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2008年7月の1件の記事

2008年7月22日 (火)

長次郎雪渓

200871921

今回は,長次郎雪渓を遡上して剣岳に登頂してきました。計3日間の行程で,比較的ゆとりのある計画でしたが,出発時から感じていた右膝の痛みが、この山行中に悪化し、片足を引きずりながらの苦しい日々でした。加えて,肝心の剣岳登頂の日は天候が悪く,課題の残る山行でもありました。

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10時すぎに室堂に到着。とても良い天気です。早速,「立山玉殿の湧水」で3日分の飲み水3.5Lを補給し,出発です。山々には未だ雪が多く,みくりが池にもたっぷりの雪が残っていました。室堂を出て3時間半ほどで剣沢に到着です。ここもたっぷりの雪で,テント場が狭苦しい状況です。早めに場所を確保し,テントを設営します。設営後は,早速剣沢小屋へ行き,ビールを購入,今日はのんびりと剣岳を眺めながら過ごします。
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早起き鳥たちが,3時すぎからわいわいと朝食の準備を始めるので,目覚ましはいりません。4時頃に朝食のあんパンを1つ食べて,さくさくとアイゼンを装着して出発です。テントのすぐ側の雪渓をそのまま降っていきます。どんどん降っていくと40分ほどで,平蔵谷出会の大岩へたどりつきます。さらに10分ほど降って長次郎谷出会に辿りつくと,前方に2組,後方に3組ほどのパーティーがいることに気づきます。
P10005091 いよいよ,長次郎雪渓の遡上を開始します。直登するほどの脚力はないので,ジグザグを切って登ってゆきます。熊の岩が見えてしばらくすると雨が降ってきました。雨具を装着します。困った雨です。どんどん視界が悪くなってきます。雪が豊富なので今日は熊ノ岩は左から通れるようです。ただ,雪渓の脇からザアーザアーと水の流れる音がするので,落ち着きません。急いで登ります。ここで,まず体力を消耗しました。次に,長次郎雪渓の左俣をつめてゆくのですが,視界が悪く,どこにいるのかわかりません。とにかく真っ直ぐ上に、谷のやや右側を進むよう心がけて登ってゆきます。急な登りとなって幾つものクレパスが現れます。11つビクビクしながらその脇を越えてゆきます。もうウンザリしてきたころに,突然,長次郎のコルに到着です。遡上を開始して3時間半ほどです。天候が悪いせいか,なんだか今ひとつ達成感がありません。

さて,稜線を南に進みます。さすが道が整備されていない北方稜線です。危険です。一度,道迷いをして窮地にたたされました。長次郎谷側を巻くようにすすんでいくと,9時頃に剣岳頂上です。
P10005131 あとは,別山尾根の一般道を降ります。所々に鎖場があってスリル満点です。楽しい反面,右膝の痛みが増してゆきます。ペースがどんどん落ちてゆきます。痛いよう。結局,頂上から剣沢まで4時間以上かかってしまいました。

テントに到着して,片足を引きずりながら剣沢小屋へビールを買いに行きます。喉を潤していると,傍らでは,現在撮影中の映画「剣岳-点の記-」の撮影スタッフが準備をしていました。監督の木村大作さんはとても気さくな方です。仲村トオルさんは背が高いのですね。映画が公開になりましたら,必ず拝見します。

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今日は晴れです。来た道を戻ります。膝の痛みはさらにひどく。室堂まで4時間もかかりました。室堂ではソフトクリームを頂いて,下山後は立山山麓スキー場近くにある「プモリ」で美味しいチキンカレーを食し,ウエルサンピア立山で温泉を頂いて,今回の山行は終了したのです。カレーが大変美味しかったので今回の山行もひとまずよしとします。

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